今季の女子ゴルフ界は、“新・下剋上システム”とも言える「リランキング制度」の導入により、奮起したシード組外の選手たちの活躍が目立つ。中でもルーキーで飛ばし屋の三浦桃香は一発の魅力を秘める。ゴルフ専門誌編集者が話す。
「三浦は『ドライバーを替えて、飛距離が伸びた』と話すように、豪快なショットでファンを魅了。4戦目の地元戦『アクサレディス』は単独首位で最終日を迎えたほどでした(結果10位)。その後も資生堂と契約するなど、人気面ではすでにシード組を凌いでいます」
ただ、ここにきて心配事も聞こえてきた。
「昨年のプロテストでは、交通事故の影響で最終テストに不合格でしたが、今年はまさかの2次予選落ち。来期からはLPGA正会員でなければQT(シード権を得るために参加する予選会)への出場資格も得られないため、プロテストにぜひとも合格しておきたかったのに…」(スポーツ紙デスク)
成績不振の理由は、ツアー中に左親指の付け根を痛めていたためともいわれるが、それ以上に「ストーカー騒動」が影響したという声も聞かれたという。ツアー関係者が明かす。
「一時は、家族が心配し、契約する大手芸能事務所のマネージャーが付きっきり状態でしたね。ただ、6月下旬になってストーカーの影が消えたそうで、周囲も安堵しています。プロテスト不合格とはいえ、今季の規定変更に伴い、優勝者と同様にシード権獲得者にも正会員資格が与えられるので希望はある。後半戦は敏腕キャディーとの契約も決まっているので、前半戦以上の結果を残し、ファンの期待に応えてくれますよ」
三浦のみならず、リランキング制度下の美女ゴルファーたちが繰り広げる白熱の「下剋上レポート」を、7月17日発売のアサヒ芸能7月26日号では4ページにわたりレポートしている。