1つの作品の1つのキャストを演じた俳優2人の評価がみごとなまでに対照的に別れてしまったようだ。
Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の完成披露試写会が都内で行われたのは去る7月9日。同作は明石家さんまが初プロデュースした連続ドラマで、1980年代の大阪を舞台に、さんまに見出されたジミー大西が、成長していく姿を描いたコメディ作品だ。
そして、同作といえば昨年7月に配信予定だったが、当初、さんま役を演じていた小出恵介が未成年女性との飲酒・淫行問題で降板。玉山鉄二が代役となって撮り直し、1年かけて再編集され、ようやく配信スタートを迎えている。
この日のイベントにはさんまも登場。本当は最初に玉山に自身の役のオファーをしていたが、断られていたという裏話を披露。一方、玉山は自分にさんま役は荷が重いという理由で断っていたことを説明。ところが、小出の不祥事により撮り直しになったことを受け、玉山は「オレの責任。オレが引き受けていればこんなことにならなかった」と話し、代役のオファーを快諾したとのこと。この玉山の男気対応にはさんまも「かっこいいですよ~」と絶賛していた。
当然、このエピソードが明らかになり、玉山の世間の評価もうなぎのぼりとなったが、一方の小出の近況は、あまりいい話を聞かない。
「小出は6月に所属事務所との専属契約を終了するも、事務所退所の際の書面には『またいつの日か、一表現者として、皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております』と本人は挨拶していますから、活動を再開させたいという意思はあるでしょう。しかし、当然その書面には被害者へのお詫びの文書も記載されていたものの、最近は酒の席で『すべてあいつのせい』『あの女、ぶち殺してえ』と被害者女性への暴言を吐いていたという情報も流れていたりと、本人に反省の色はなさそう。真摯に反省しないことにはまた同様の騒動を起こしてしまう可能性も高いでしょうから、復帰はまだまだ先でしょう」(エンタメ誌ライター)
ネット上では「玉山はマジでイケメン、小出はガチのクズ」といった声が上がっていたりと、その評価は雲泥の差。とりあえず、小出は自身がハメられたという意識を捨て、罪を償うことから始めるべきだろう。
(権田力也)