8月2日発売の「週刊文春」が、秋からのテレビ改編に関する記事を掲載した。記事によると、10月から日テレが、新垣結衣主演のテレビドラマを水曜22時枠でスタートさせるという。
「新垣のドラマの脚本は、『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』(いずれもTBS系)で成功を収めた野木亜紀子が担当するとのこと。2人がコンビを組んだ『逃げ恥』は、エンディングダンスも含め、社会現象化するほどの人気となりましたから、ドラマファンからは期待の声が高まっています」(テレビ誌記者)
今期のドラマは、フジが「絶対零度」「グッド・ドクター」、TBSが「義母と娘のブルース」、テレ朝が「ハゲタカ」などで視聴率2ケタを記録する一方で、日テレだけが全ドラマ視聴率1ケタという壊滅的な状況となっている。
日テレといえば、4年連続で視聴率三冠王となっているものの、最近は雲行きが怪しくなっているという。
「文春の取材によると、今年の日テレは、8年続いた情報番組『PON!』が、視聴率低迷のため9月で終了。またバラエティも『得する人損する人』が打ち切られるようです。そして同局の看板番組『ザ!鉄腕!DASH!!』は、山口達也脱退直後の放送が視聴率20%台を記録したものの、その後は右肩下がりで7月は13%台まで下落。そのため日テレは、新垣&野木という黄金コンビを起用し、プライム帯視聴率平均の底上げを狙っているのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
日テレの水10は、広瀬すずや石原さとみですら1ケタを連発している枠。はたして新垣がその悪い流れを断ち切ることができるだろうか。