女優・石原さとみの主演ドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)が苦戦している。
同ドラマは、石原演じる圧倒的な才能と抜群のルックスを持つ華道の名門の令嬢が、自転車店の店主と“超格差恋愛”を繰り広げる純愛エンターテインメントドラマである。
「高校教師」(TBS系)や「家なき子」(日本テレビ系)などを手掛けた人気脚本家・野島伸司氏が脚本を手掛けていることもあり、期待は大きかったが、視聴率は1ケタ台を連発するなど低迷している。
苦戦の原因を同局の関係者はこう分析する。
「やはり、IT社長との熱愛による好感度のダウンが影響していると思います。もともと石原は同性、異性を問わず好感度は高かったのですが、かねてから交際が取り沙汰されていた山下智久からIT社長に乗り換えたことで、『結局は金持ちが好きなんだ…』という印象を世間に与えてしまいましたからね」
同ドラマはここに来て、8月22日放送の第7話から女優の香里奈が出演することを発表するなど、話題作りに必死の様子。
「一度興味を失った視聴者を番組にふたたび振り向かせるのは至難の業。特にドラマとなると、なおさらです。今後も厳しい状況が予想されますね」(前出・日テレ関係者)
ドラマのストーリーとは正反対のような石原のプライベートの話題が大きな逆風になっているようだが、はたして今後、視聴率を上げることはできるのか。
(しおさわ かつつね)