X JAPANのYOSHIKIがツイッターで予告したとおり「24時間テレビ41」(日本テレビ系)に出演した。
YOSHIKIは盲目の11歳の少年と共演。少年がドラムを叩き、YOSHIKIがピアノを弾き「ENDLESS RAIN」などX JAPANの代表曲を披露した。YOSHIKIはこのセッションのためにわざわざアメリカから来日。忙しい中でのセッションに賞賛の声が寄せられている。
さらに放送直前、YOSHIKIはツイッターで〈これから24時間テレビに出演します。色々と意見をもらいましたが、今回、番組の趣旨に賛同しノーギャラで出演させて頂いています〉と明かしたため、彼を褒めちぎる声が続いた。
「それだけではありません。YOSHIKIは番組中で300万円を寄付したんです。ちなみに彼は番組とは関係なく西日本の豪雨被害を受けた人に対して1000万円を寄付している。その姿勢に多くの賞賛の声が上がったんです」(スポーツ紙芸能記者)
ツイッターなどのSNSには「YOSHIKIさんすごい。簡単にできることじゃない」「よっちゃん素敵。本当にありがとう」といった賛辞が続々投稿されている。ところが、一部ではこのYOSHIKIの行動に対して疑問の声も上がっているのだ。なぜなのか。
「YOSHIKIがノーギャラで出演しても得をするのは番組を製作したテレビ局だけです。障害を持つ人が潤うわけではない。それならノーギャラではなく、ギャラを受け取ったうえで全額寄付すればいいわけです。萩本欽一さんが司会を務めた時は、高額のギャラを要求し、それを全額寄付したという話は有名です。YOSHIKIにもこうしてほしかったというわけです。YOSHIKIがギャラを要求すれば300万円をはるかに超えるでしょう。結果、もっと多くの金額が寄付されたはずです」(週刊誌記者)
とはいえ、そもそも大切なのは金額よりも心であり、こうした番組に対して、どう協力するかについての考え方も人それぞれだろう。YOSHIKIの「チャリティー精神」が高く賞賛されるべきものであることに変わりはない。