NHKと日本テレビのアナウンサーが初コラボすることになった。
9月14日に行われた「テレビ65年 NHK×日テレ コラボデー」の記者会見で明らかになった。これは、ともに1953年にテレビ放送を開始したNHKと日テレが、テレビ放送65年記念と2019年に両局で放送する「ラグビー日本W杯」1年前を記念して、9月22日にコラボデーを実施するというものだ。
同デーには、日テレの5番組とNHKの7番組に、両局のアナウンサーが1日限定で出演する。目玉は同日朝10時半開始の「NHK×日テレ同時生放送! テレビ65年 スポーツのチカラ」だ。博多華丸・大吉がNHK版MC、日テレ版MCをくりぃむしちゅーが担当し、同時生放送する。
「この会見には、両局を代表して、日テレから桝太一と水卜麻美の両アナ、NHKから武田真一アナと、桑子真帆アナが出席しました。日テレを退社してフリーになるという噂が絶えない水卜アナにも注目が集まっていますが、この日光っていたのは武田アナ。元『NHKニュース7』のメインキャスターとして抜群の知名度を誇り、『好きな男性アナウンサーランキング』ではベスト10常連の人気者の武田アナですが、いつものお堅いスーツ姿と打って変わり、おそろいのTシャツ姿で登場。若々しさを猛烈にアピールしていました。当意即妙のアドリブやツッコミを連発し、ベテランならではのトークを展開。着慣れないTシャツについて『アウェー感が半端ない。違和感がある』と緊張した口ぶりでしたが、なかなかどうして笑いを取りに行くタイプらしく、やりたいことの1番に『続いてCMです、を言いたい』と抱負を語るなど、大した役者ぶりを見せていましたよ」(芸能ライター)
この武田アナの様子に、「ひょっとしたら、放送後NHKに激震が走るかも」と話すのは、テレビ誌記者だ。続けてもらおう。
「日テレは有働由美子元NHKアナの1本釣りに成功。10月から『NEWS ZERO』のメインキャスターにすえますが、日テレの側に目を移せば、男性アナで知名度があるのは、桝アナくらいで、その上の世代は貧弱そのものです。選挙特番で安定した進行をこなし、2年前の『第67回NHK紅白歌合戦』では総合司会を仕切るなど、硬軟両方で活躍が期待できる逸材の武田アナは、現在『クローズアップ現代+』のメインキャスター。50歳という年齢から考えてももっと活躍の場を欲しがっていてもおかしくない。そう考えれば、会見での猛烈アピールも腑に落ちます。日テレと武田アナの思惑が合致すれば、瓢箪から駒となるかも」
「NHKの貴公子」との愛称を持つ武田アナ。日テレの貴公子となる日が、そう遠くないのかも!?
(塩勢知央)