9月18日最終回を迎えたドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)。視聴率は、結果的に初回が自己最高の7.6%を記録。最終回は5.8%と前回の6.5%より0.7ポイント下げての終了となってしまった。生活保護を主軸にした人間ドラマだっただけに、スタート前からゴールデンタイムのドラマとしては「重い」「暗い」などの声があっただけに、残念な結果ながら、わかっていたことだったとも言えそうだ。
「これで主演の吉岡里帆は“潜在視聴率を持っていない女優”というレッテルを貼られてしまったかもしれません。ドラマのキャッチコピーだった“誰かのために汗かく夏”も、女性ウケの悪い吉岡が絡んでしまうと“あざとい”“健気ぶっている”などマイナスイメージとして受け取られてしまったところがありますからね。しかも最終回では男性視聴者を意識したのか、これでもかと言わんばかりに吉岡は第3ボタンが今にもはじけ飛びそうなストライプ柄のブラウスを着せられ、ブルルンと音が聞こえてきそうなほどバストを激揺れさせながら全速力で自転車をこぐシーンが1分ほど続きましたから、ネット上で『男ウケ狙いのシーンにうんざり』『吉岡の揺れる胸を見たい人が多いなら、吉岡にグラビア復帰してもらえばいいのに』といった冷めた声が出ていることも理解できます」(テレビ誌ライター)
吉岡は昨年1月期放送のドラマ「カルテット」(TBS系)で演じた来杉有朱のような、人の心をもてあそび「人生チョロかった~」と高笑いするようなタチの悪い女を演じたほうが、女性からの支持は高まるのかもしれない。
(写真:パシャ)