月曜深夜にテレビ朝日系で放送されているバラエティ番組「激レアさんを連れてきた。」。
今まで非常に特異な、すなわち“激レア”な人生を送ってきた一般人の生き様を本人の証言とともに紹介する同番組は、オードリー・若林正恭と同局の弘中綾香アナの掛け合いもたびたび話題となり、人気の番組となっている。この9月を最後に弘中アナが「ミュージック・ステーション」を降板したことで「これで『激レアさん。』に専念できる」と期待する声も聞こえてくるが、意外にも同番組の現状は安泰ではないようなのだ。
「激レアさん。」について「毎回、視聴率も好調で上層部からのウケもいいのですが、近々、下手をすると打ち切りになってしまうかもしれません」とは同局に近い放送作家だ。
どうして打ち切りの危機が囁かれるのか。
「番組のクオリティの問題ですよ。今のところ本当におもしろい経験を持つ方ばかりが出演しているのですが、なかなか過去の出演者のおもしろさに匹敵するだけの“激レア体験の持ち主”がだんだん見つかりにくくなっているんです。こうした番組の宿命ではありますが、終わってしまうのは、とにかく惜しい。さらなる“激レアさん”を何とか頑張って発掘してほしいところです」(前出・放送作家)
同番組の行方に注目したい。
(白川健一)