芸能

いよいよ迎える「半分、青い。」のクライマックスを不安視する声が出るワケ

 9月29日放送回で最終回を迎える朝ドラ「半分、青い。」。全話平均視聴率が20%を超えると目されており、人気作品として名を残すはずのこのドラマだが、いよいよクライマックスを迎えるこの時期の視聴者の反応が、これまでの人気作品とはいささか雰囲気が違うのだ。どの作品も、終わってしまう一抹の寂しさとともに、どんな大団円を迎えるのかに注目が集まるものだが、「半分、青い。」に関しては、「あの話はどうなった?」という、心配や不安の声があがっているというのだ。

「例えば、ドラマの最終段階に来て“そよ風の扇風機”を作り始めた主人公とその幼なじみですが、上京したきっかけであるはずの娘のフィギュアスケートについて、いつの間にかまったく触れられなくなっています。あくまでも主人公を東京へ引っ越しさせるための口実で、その作業が終わったらフィギュアスケートのエピソードはお役御免なのでしょうか。また、あからさまな伏線、雑な回収作業を指摘する声もあります。例えば、かつて一緒に漫画家として切磋琢磨したユーコがその後、夫の実家のある仙台へ移住。看護学校を経て、看護師として働くのですが、その近況を主人公に話したのが2010年で、勤めるのが仙台の海辺の病院。明らかに2011年の東日本大震災を描くこと間違いなしの伏線です。もちろん、見える伏線、見えない伏線、双方あって然るべきですが、ここまであからさまにして東北大震災を扱うとなれば“お涙ちょうだい的な浅薄さ”が感じられてしまうのではないでしょうか」(芸能ライター)

 最近はドラマや映画を見る際に、とかく「伏線」「回収」を見つけることが流行のご様子。作家になりきって先を読むことも楽しいのだろうが、純粋な視聴者として、登場人物に感情移入してみるのもまたドラマを見る楽しみ。思い思いの楽しみ方で、「半分、青い。」のクライマックスを堪能しよう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
2
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題
3
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
4
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
5
「踊る大捜査線」映画後編の「終わり方」は最悪だった!そして柳葉敏郎は織田裕二登場の「つなぎ役」