元大横綱の貴乃花親方が9月25日夕方、日本相撲協会に退職届を提出後、都内で記者会見を開いた。その模様は、各社によって実況放送され、大きな関心事だったことを裏付けた。
そんな中、TBSの「Nスタ」でコメンテーターとして登場した、東京相撲記者クラブ会友の大見信昭氏に対し、視聴者からブーイングの声が上がった。
大見氏は、貴乃花親方について「協会を変えるつもりがあるなら、(辞めるのを)ガマンしてほしかった」「独り相撲をとって混乱させて」「中途半端な指導」「弟子を放り出した」「途中で逃げ出した」などと発言。これら大見氏のコメントに視聴者は「ディスりまくって、ほんま不快極まりない」「『弟子のためにガマンしろ』って言う前に、相撲協会側をどうにかしろよ!」「黙れ、老害!親方は逃げたんじゃない! 弟子のために身を引いただけだ」「大見信昭、この方の徹底した協会擁護と貴乃花親方批判の姿勢に驚愕」などの反論が多数寄せられた。その怒りのホコ先は、大見氏を起用しているTBSにも向けられた。
「大見氏の発言は、以前から批判されています。大見氏は、元横綱の日馬富士による貴ノ岩への暴行問題が発覚した際『ご覧の通り貴ノ岩はいかつい顔をしておりまして、説教しがいのある表情をしている』とか、日馬富士のことを『日本国籍を取得していないモンゴル国籍で、引退したら親方になれず相撲界から出ていく。どこか腰かけ的な軽い思い』などと発言してネット上で『偏見だ』『トンチンカン』などと批判され、炎上騒ぎとなりました。相撲協会ベッタリの、偏った考えの方だと思います」(スポーツライター)
ある事象に対し、様々な意見があることは当然。とはいえ、大見氏には、少々バランスを欠いているという印象を持つ人が多いようだ。