好きなのはわかったがここまで作品にぶっこんで来るのはどうなんだろう…!?
9月22日発売号の「週刊少年ジャンプ」43号より、漫画家・冨樫義博氏による作品「HUNTER×HUNTER」の連載が再開した。同作は「ONE PIECE」に続く長期連載作品ながら、何度も休載と連載再開を繰り返していることで有名だ。
4月2日発売号以来、約5ヵ月ぶりの連載となったが、またしても作品内に大好きなあのアイドル絡みのネタが登場して、読者の注目を集めた。
「『HUNTER×HUNTER』の中で、登場人物が使う特殊能力で『2人セゾン(キミガイナイ)』というものが登場していますが、これは人気アイドルグループ欅坂46の3rdシングル『二人セゾン』と同じ名前なんです。また、ルビ(ふりがな)の『キミガイナイ』に関しても、欅坂のデビューシングルのカップリング楽曲として収録されているため、偶然の一致ではなく、意図的に欅坂ネタを入れていることがわかります。冨樫氏は過去のジャンプの巻末コメントでも『詞は切ないのが好き』と、欅坂の好きな楽曲について取り上げていましたから欅坂にハマっていることは有名。休載前の2月発売号でも『ネコノナマエ』と、こちらも欅坂の楽曲名タイトルと同じ能力が登場していました。さらには欅坂のデビューシングル名と同じ『サイレントマジョリティー』という名称の念能力を登場させ、センターである平手友梨奈を彷彿させるボブヘアーのキャラクターも描いています」(エンタメ誌ライター)
冨樫氏が連載早々からまたしても欅坂ネタを取り入れてきたことに対し、読者からは「そのうち、全曲登場するんじゃないか」「欅坂もハンターハンターも好きな自分としては嬉しい」「冨樫さん、欅坂にハマりすぎだろ」などといった声が上がっている。
「冨樫氏は休載期間中に欅坂のお姉さんグループである乃木坂46が出演した舞台『美少女戦士セーラームーン』の通し稽古を見学していたり、欅坂が8月に横浜で行ったライブに顔を出していたりしていましたから、坂道グループ愛はどんどん加速しているようですね。そのため、今後も欅坂ネタが登場していくことでしょう。もちろん、欅坂ネタが多すぎると感じている読者も当然多いようですが、それでも欅坂を作品に取り入れることが冨樫氏のちょっとした楽しみや、連載を続ける原動力になっているのだったら仕方ないという見解のようです」(前出・エンタメ誌ライター)
一部読者からは「次の念能力は“二律背反(アンビバレント)”あたりだろ」など、次はどんな欅坂絡みの念能力が登場するのか、予想する声まで上がっている状態だ。ぜひとも欅坂と「HUNTER×HUNTER」の何らかのコラボにも期待したいところだ。
(石田安竹)