10月13日、アイドルグループ・でんぱ組.incの夢眠ねむが、ツイッターを更新。手書きのメッセージで、来年1月の武道館公演でグループから卒業すると発表した。3月末には芸能界も引退することを明らかにした。夢眠のツイッターにはファンからは感謝の言葉や引退を惜しむ声が殺到している。
「グループ卒業だけでなく、芸能界引退までするということから、ついに結婚するのではないかと見られています。そもそも、2014年12月に行ったファンクラブイベントで、夢眠は『2015年は婚活して結婚します!』と宣言。ファンも拍手で盛り上がり、応援したという過去があります。結局、15年12月には《アイドル活動にうつつを抜かし、婚活を疎かにし、結果、未婚のままなことをここに謝罪しお詫び申し上げます》と謝罪ツイート。この頃はまだネタだったのでしょうが、翌16年には実の姉が入籍。今年2月に第一子が誕生しています。以前から卒業は意識していたとはいえ、自身の今後の人生設計がリアルになったのでは」(芸能記者)
ファンも結婚引退の可能性を感じ取っているが、「結婚して幸せになれや」「どっちにしろ幸せなってほしい夢叶えてほしい」など肯定的に捉える、激励するような反応が多い。
一方、昨年8月に同グループから卒業した最上もがは、夢眠の発表に際し〈惜しまれてて素敵だなって思う。それこそが完成なのかなあ。ぼくはまだまだ未完です〉とツイート。みずからの卒業発表時とファンの反応が異なっていることを暗に指しているのだ。
「確かに最上の卒業時はファンの拒否反応が大きかった。それは当時のメンバー6人でないと歌えない曲があり、そういった歌詞が嘘っぽく聞こえてくるという理由も大きかったと思います。しかし、もっと大きいのは、他のメンバーが『もがちゃんの卒業』と表現する中、最上だけはかたくなに『脱退』の言葉を使用したこと。ただでさえ、メンバーとの不仲説が大きく囁かれていた時期に、それを連想させる強い言葉をあえて使ったりしたことなどは、ファンへの配慮が少し足りなかったのでは…」(前出・芸能記者)
グループの離脱が祝福されるか否かは、そうした細かい対応の差なのかもしれない。