芸能

結成当時は11人!?ホンジャマカ、ナベプロ頂点芸人までの生き残り秘話

 コンビでもソロでも活動する、それがベテランお笑いコンビの王道。ダウンタウンもウッチャンナンチャンも、ナインティナインも爆笑問題も、くりぃむしちゅーもさまぁ~ずも、人生の半分以上を現在の相方とともに歩み、今なおコンビの仕事をコンスタントに請け負う。その一方でピンでも活躍している。

 ところが、ホンジャマカは違う。石塚英彦と恵俊彰がテレビ番組で共演することは、きわめて稀だ。結成30年目に突入。2人には、あまり知られていない事実があるという。

「結成時は11人の大所帯だったんです。2人は、渡辺プロダクション(現・ワタナベエンターテインメント)が開校したお笑いタレント養成機関『BIG THURSDAY』の卒業生で、石塚は1期生、恵は3期生。88年に、11人体制の男女混合演劇集団『ホンジャマカ』を始動させました。演芸番組『ザ・テレビ演芸』(テレビ朝日系)でグランドチャンピオンを獲得して、未来を嘱望されましたが、メンバーは次々と脱退。残った石塚と恵が2人で翌89年、再スタートしました」(エンタメ誌ライター)

 恵は、当時のメンバーだった松本美貴さんと結婚。彼女は12年、40歳を超えた高齢出産で第4子を出産している。4人のパパとなった恵は同年、ベストファーザー賞を受賞したほどのイクメンだ。現在は、TBS系の平日帯の情報ワイド番組「ひるおび!」のメインキャスターとして安定の地位を堅持。連ドラ「下町ロケット」(TBS系)では、役者として好演中だ。

「一方の石ちゃんは、ご存知『まいう~!』の名フレーズで、いまだに食レポで引く手あまた。奥さんと娘、息子の全員がぼっちゃり系です。長女のくるみさんは、2年前に芸能界デビュー。顔も体型もお父さんにそっくりの癒やし系ですが、生き残りが厳しい芸能界においては、いまだ際立った活躍がありません」(前出・エンタメ誌ライター)

 偶然か、石塚くるみがメディアデビューした16年、ホンジャマカはおよそ22年ぶりにネタ番組「ネプ&ローラの爆笑まとめ!2016春」(TBS系)で、コントを披露している。さらに10年3月には、ライブ「ホンジャマカ ライブ“成人”~20周年すぎてました~」を開催して、結成20周年を祝っている。

 最近のナベプロといえば、ブルゾンちえみやにゃんこスター、平野ノラやサンシャイン池崎、完熟フレッシュほか、若手の売れ筋を多数輩出している。そのうえで今年は、「ABCお笑いグランプリ」でファイヤーサンダー、「キングオブコント2018」でハナコ、「平成30年度 NHK新人お笑い大賞」でGパンパンダが次々と優勝。大帝国・よしもとクリエイティブ・エージェンシーをしのぐ勢いだ。

 その頂点に君臨するホンジャマカ。重鎮のタッグ結成も、そろそろ拝みたいものだ。

(北村ともこ)

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