北海道日本ハムファイターズの中田翔が来季もキャプテンを務める。栗山英樹監督の“ご指名”であり、今オフもFA権を行使しなかったことから「生涯、ファイターズ」の可能性も高まっていた。
しかし、そんな中田が“らしくない”私生活を公開した。自身のインスタグラムで愛娘2人と仲良く手をつないで散歩するシーンだ。
「中田は不良キャラというか、ヤンチャなイメージがファンに浸透しています。ムスメの前でデレデレな姿に、関係者も驚いていました」(球界関係者)
中田といえば、FAによる移籍説も絶えなかった。高額年俸となったベテランを引き止めない日ハムの球団体質も背景にあったとされるが、昨年オフは自身の成績不振を理由に残留。今シーズンは25本塁打、106打点と存在感を見せており、その去就が注目されていた。
「自身の評価が高くないことを痛感したからでしょう。外野、三塁も守れなくはないが、守備は決して巧いほうではありません。一塁しか守れないと思われているため、セ・リーグの球団は手を出しにくい」(スポーツ紙記者)
札幌市内で行われたトークショーで、チーム残留を高々と表明した(11月23日)。地元ファンは拍手を送っていたが、チームメイトは「早く出て行って!」なるキツ~イ突っ込みを入れていた。親しい間柄だから言えるジョークだが、マンザラではないのかも…。愛娘の手を引く後ろ姿は、どこか寂しげだった。
(スポーツライター・飯山満)