めっきりと寒くなり、あったか~い「煮込み」と酒で身も心もほぐしたい季節に。平成最後の年末を締めくくり、新年を穏やかに迎えられる7店を東西合わせて紹介!
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■東京・北千住「ささや北千住」
引き戸を開けると真っ先に目に飛び込んでくる煮込みの大鍋が、いかにも下町然とした光景。だが店内は洗練されたスタイリッシュさで、一人の女性客が多いのも頷ける。大腸・テッポウ・ふわ等の煮込み3本セットと、くたくたで味の染みた「キャベツ煮込み」は必ずといっていいほど注文がある逸品。
住所:東京都足立区千住2-65 電話:03-6661-3773 営業時間:火~金16:30~23:00、土14:00~23:00、日14:00~21:00 定休日:月、GW、年末年始
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■埼玉・所沢「大衆酒場 まる安」
所沢を愛してやまない大衆立ち飲み酒場。地元出身タレントにちなみ命名された煮込みの「ところじょーじ」は醤油仕立ての「肉どうふ」的で、豚バラがゴロゴロ。その下にはボリュームたっぷりの豆腐が鎮座。刻まれたキュウリ&ネギ、そして振りかけられた唐辛子が酒に合わないわけがない。激安で激旨なやきとりと並ぶ名物だ。
住所:埼玉県所沢市久米532-2 電話:04-2930-8456 営業時間:月~土16:00~24:00、日15:00~22:00 定休日:無休
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■神奈川県・桜木町「ホームベース2」
ディープな横浜・野毛の玄関口「桜木町ぴおシティ」で、比較的新しいこの立ち飲み店のウリは「塩もつ煮」。さっぱりしつつも滋味深い味に、別皿に柚子胡椒を加えれば、さらに複雑な妙味。熱々をかき込み、そこへ凍ったレモンが丸1個分入った「かちかちレモンサワー」を流し込む。八丁味噌ベースのタレで甘辛く煮込まれた「どてスジ串」も名物だ。
住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティB2F 電話:045-224-4882 営業時間:11:00~22:00 定休日:無休
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■東京・新橋「タッチ ノウ ミー(Touch know me)」
元芸人の店長が営むフレンドリーな立ち飲み屋。料理もしっかり美味しいのがこの店のニクいところで、すっきり澄んだ後味のスープが魅力の「牛すじ煮込み」は人気ナンバーワン。熱々をキンキンに冷えた生ビールで流し込みながら、お店の楽しく和気あいあいなムードを味わってみては。
住所:東京都港区新橋4-18-4 電話:03-6459-0199 営業時間:17:00~翌1:00 定休日:無休
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■大阪・南森町「よしたろう」
店の名物は、真っ黒になるほど煮込まれた肉豆腐。京都から取り寄せた絹ごしをザラメで丸一日、24時間も煮込んで味に深みを出しているといい、玉子付きなのも、さらにうれしい。もう一つの名物である練り天も素材の旨みを存分に引き出しており、一品ごとに個性溢れる風味と歯ごたえが楽しめる。
住所:大阪府大阪市北区西天満6-6-6 電話:06-6364-1212 営業時間:月~金11:30~13:00・17:00~24:00、土17:00~24:00 定休日:日
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■大阪・京橋「京屋本店」
居酒屋がひしめく歓楽街・京橋で風格ある老舗大衆酒場。大阪の居酒屋のアテとしては大定番の「どて焼き」だが、この店では醤油ベースの味付けで、後味がスッキリしているのが特徴。ビール(大瓶・450円)ともよく合う。「多すぎて数えたことがない」というほど豊富なメニューは、ほとんどが200~300円台の安心価格。
住所:大阪府大阪市都島区東野田町3-4-15 電話:06-6351-8030 営業時間:12:00~23:00 定休日:日
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■大阪・平野「串かつ・どて焼き 武田」
大阪メトロ・平野駅から徒歩10分ほど。住宅街の中のお寺の脇にポツンとたたずむ屋台で味わうどて焼きと串かつは、驚きの旨さ。特に、自家製の味噌ダレで甘く煮込んだどて焼きは、すりおろして乗せてくれるショウガとの相性が抜群。プリプリした食感もたまらない。高級店顔負けのクオリティだ。
住所:大阪府大阪市平野区平野本町1-5 光永寺前 電話:090-3659-5616 営業時間:16:30~20:00 ※ネタがなくなり次第終わり 定休日:日・祝日、悪天候時、出張販売時