女優の広瀬アリスが12月8日、東京都内で催された「広瀬アリス 2019年度カレンダー」の発売イベントに出席し、今年の活躍ぶりについて「とにかくよく走った。最高の1年」だったと総括している。
黒髪を束ねたお馴染みのポニーテールで決め、白のレースがまぶしいワンピース姿でイベントに参加した広瀬アリスは、今作のウリについて尋ねられると、カレンダー撮影では「ありのままの自分を出したいと(昔から)思っていて、そこは(今作も)変わらない」と語り、「かなりメイクもナチュラルです」とあくまで“素の状態”に近付けるよう臨んだと明かすと、出来栄えについても自信満々に「100点です!」と答えた。
また、NHK朝ドラ「わろてんか」やドラマ「探偵が早すぎる」(日本テレビ系)など、2018年も多くのテレビ、ドラマ、映画で活躍したアリスだが、彼女自身も手応えは抜群だったようで、「今年1年はとにかくよく走った。最高の1年」と総括。もしも休みが与えられたら「ずっと家に居たい。1日中ソファーから動かない。そんな生活がしたい」とも話し、人気若手女優としての多忙ぶりが窺えるものとなった。
「メジャーな大作映画やCMへの出演本数では妹の広瀬すずに負けてしまっているアリスですが、そもそもタレント活動を開始したのは姉のアリスが先で、彼女のおかげで広瀬すずがスムーズに芸能界入りできたという経緯があります。よって、現在のすずの凄まじい人気ぶりにはアリスも発破をかけられている状態でしょうが、映画『新宿スワンII』では夜の店で働く嬢の役を、そして“食と性”をテーマにした最新作『食べる女』でもアグレッシブな大人の女をそれぞれ演じるなど、清純派の役柄を演じることが多い妹のすずとはうまく一線を画して住み分けをしている印象です。アリスもすずが台頭するまでは学生服を着た清純派としていくつかの作品に登場していましたが、妹と同じことをしていてはさすがに食われてしまうと危機感を覚えたのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
定期的に開催されるツイッターのライブ配信では、妹のすずと仲睦まじくじゃれ合う様子をお披露目し、“ありすず姉妹”のファンからは好評を博しているものの、いざ銀幕やテレビ画面の中では巧みに住み分け、妹とは異なる戦術で芸能界を生き抜こうと懸命に戦っているようだ。
そんな広瀬アリスが2019年も走り続けられるよう健闘を祈りたい。
(木村慎吾)