会場からは笑い声が上がるも、当のファンたちは全然笑えない?
日本テレビ系で、女芸人No.1を決める大会「女芸人No.1決定戦 THE W」が放送されたのは去る12月10日。その中で、女芸人の紺野ぶるまがネタ中に発した発言が一部視聴者に不快感を与えてしまったようだ。
ファーストステージで横澤夏子と対戦するも、残念ながら敗退してしまった紺野だが、田舎から飛び出し女優デビューするも、夢破れて故郷に戻ってきた女性を自虐気味に演じたネタでは会場の笑いをしっかりとっており、その手ごたえは悪くなかった。しかし、そのネタ中でAKB48に関する発言をしたところ、AKBファンを怒らせてしまったようだ。
問題の発言は「地元のみんなもいまだに私が『AKBにいてもおかしくなかった』って言ってくれてる…」と、自身のビジュアルがAKBでも通用すると周囲の人々から言われていることを紺野は説明。そのうえで、「あのさ、『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ。ねぇ、どうしてくれる?」とオチをつけて、笑いをとっていた部分だ。国民的アイドルのAKB48だが、最近は公式ライバルとして誕生した乃木坂46や、欅坂46などの坂道グループの勢いが増してきていることもあっての発言だろう。
しかし、当然こんなことを言われたAKB側の胸中は複雑なはず。そのため、AKBファンからも「AKBはもっと可愛いわ! あんまり調子乗るなよ」「『AKBにいそう』まではいいけど、『もはや悪口』は許せない」「言っていいことと悪いことがあるだろ」など、怒りの声が上がっている。
「『“AKBにいそう”は悪口』はなかなかのパワーワードですから、番組で副音声音声を担当していたダウンタウン・松本人志もこの部分で笑っていましたね。そのため、全体的には笑いをとれていたのではないでしょうか。それでも、AKBのメンバーも乃木坂や欅坂に押され気味であることは自覚しており、そんな中でもひたむきに活動しているわけですから、そういった状況を知るAKBファンとしてはとてもじゃないが笑えなかったようですね」(エンタメ誌ライター)
今回の発言でAKBやAKBファンの紺野への風当たりが強くなることは必至か。
(本多ヒロシ)