以前より“生まれたままの姿”を見せる女優が減っているなか、艶っぽいグラビアに挑戦する女芸人が増えているようだ。4月には大久保佳代子が、バスタオルで隠しただけの袋とじグラビアに挑戦。元「魔女っこ」の伊藤しほ乃はグラドルとして、芸人当時よりも人気を高めている。そんな女芸人たちの“需要”が業界では話題になっているという。
「最近の草食系男子にとって、近寄りがたい美しさを持つ女優はピンとこないどころか、苦手にすら感じるもの。それよりも身近にいそうな女芸人の方が生々しくて良いということで、そのグラビアにも需要があるようです。しかも女優を脱がせるのが相当困難なのに対し、女芸人の場合は『ネタ』を前面に押し出すことでOKが出やすいので、出版社的にもやりやすいですね」(出版社関係者)
若者の草食化が女性芸人のグラビア需要に影響するとは驚きだが、出版社側はそんな時代を先読みして、女芸人へオファーを始めているという。
「会議で名前があがるのはまず横澤夏子。いわゆる“ちょうどいい顔”ですし、持ちネタでは胸の渓谷が見えるニットを着ることもあり、本人もスタイルには自信があるようです。ぽちゃ系が好きな層から人気なのは柳原可奈子。撮り方しだいで爆ボディの魅力を発揮できそうですね。その一方でブレイク中のブルゾンちえみは、キャリアウーマンのイメージが強くて草食系男子からの需要は低いと見られています」(前出・出版社関係者)
モデルの泉里香や女優の吉岡里帆など、グラビアをきっかけに人気が沸騰した女性タレントは珍しくない。その一角に今度は女芸人が名を連ねる可能性もありそうだ。
(浦山信一)