好感度の低さでは、ちょっとしたゲス不貞もかなわない。そんな立ち位置に上りつめる勢いなのが、元貴乃花の花田光司氏と元アナウンサーの河野景子さん(旧姓・花田)の長男で靴職人でタレントの花田優一。本業は靴職人…だが、今では世間でそれを認める人は急減。本人が希望するタレント活動も、本業のはずの靴職人も、何もかも中途半端のイメージは拭えない。
そんな“ミスター中途半端”の花田が、12月21日と22日に京橋のギャラリーで“絵画展”を開いたことで、世間はさらにビックリ。展示された絵画は、本人が10代の頃から描き溜めてきたという靴のデッサンなど…。でも、靴の納期遅れなどのウワサも耐えない花田の、まさかの“絵画展”開催に、世間はここぞとばかりに総ツッコミ!
「靴、芸能に続いて、また中途半端な特技を出してきたと失笑ですね。絵の良し悪しは観る人に委ねられるとはいえ、ネット上では『顔もしゃべりも中途半端だったけど、絵も中途半端』『何なの?この小学生のお絵かき』『私、絵が苦手だったけど花田優一よりうまかった』など皮肉コメントの連打です。ところが、花田の“絵画”が個展開催前にすでに7万5000円で売却されているという報道が出ると、『自分もあんな落書きを金持ちに売りつけて稼ぎたいよ』というシラけた声も充満しました。まあ、落書き呼ばわりするのは本人には気の毒ですが、今回の絵画展の告知文の冒頭に『花田優一が10代から書き溜めた絵の展示~』と、“書き”という漢字を使っているところを指摘して『頭も悪いのね』と言われてしまっています」(女性誌ライター)
確かに「絵を描く」を「絵を書く」としてしまうのは、漢字習いたての子どもの間違いレベル。それでもそんな揚げ足とり以前に、本人が生出演した情報番組「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で「ボク、正直あんまりテレビに出演させていただく本数、あんまり多くなくて。タレント業だけでもしボクの生計成り立たせるのであれば、もっともっと一生懸命やっていかなくてはいけない部分多いので。そこはちょっと誤解はあるのかなと思うんですけど」と発言、さらに「靴を売るまでが仕事なんで。作って終わりではない、ということをご理解いただきたい」と、世間の批判の意味をまったく理解していない言い分に、普段はブーイングをしない視聴者までもがブチ切れてしまったようだ。
「つまり、タレントとして需要がないから多くないわけです。ですから、番組放送直後には『テレビに出る暇あったら靴作れ』『落書き展やる暇あったら靴作れ』と、ネット上が靴作れ!のデモ行進状態。納期の遅れに関しても言い訳っぽい説明をしてましたが、本人が本職は靴職人と言っている以上、“そんな暇あったら”と罵声を浴びせられるのはしょうがないと思います」(前出・女性誌ライター)
それでも、これだけアンチの多い二世タレントはメディアはおいしいはず。靴職人として大成することは、誰も望んでいないとさえ思えてしまうレベルまで、球速に負のイメージが高まってしまっているのは、もはやある意味才能かも!?はたしてここから巻き返せるか。
(飯野さつき)