あの“役”は地で行っていたのか。
レコード会社に契約解除される苦境から、健康センターやスーパー銭湯などでの地道なライブ活動をスタート。昨年大みそかには、ついにNHK紅白歌合戦出場を果たした、5人組ムード歌謡グループ「純烈」。しかし、メンバーの一人で振付を担当する友井雄亮の交際女性への凄惨なDVなどが1月10日発売の「週刊文春」によってすっぱ抜かれ、一気に暗雲が垂れ込めている。
「DVは警察沙汰になるほど激しいもので、被害を受けた女性A子さんとの間に交わしたという誓約書には、《A子さんを妊娠させ、流産させてしまい、その傷ついた体と心に輪をかけるように「逆によかったやん」といたわる事もせず、ひどい言葉で深く傷つけてしまいました》との一文もある。イメージダウンは深刻ですから、純烈は大ブレイクのチャンスを失いましたね」(芸能記者)
何でも、友井の気性の荒さ、気の短さは、メンバーの間でもたびたびネタにされるほどで、周囲のよく知るところだったという。
「思えば、彼の出世作となった『仮面ライダーアギト』で演じていた葦原涼は、野性的で暴力的な男という設定でした。彼が変身する仮面ライダーギルスは、パワーコントロールがきかない不完全体の仮面ライダーでした。今回の騒動を予見していたようにも見えてしまいます」(前出・芸能記者)
1月11日に都内で単独会見を開き騒動を謝罪した友井だが、これ以上のファンへの裏切りはないだろう。
(露口正義)