芸能

天才テリー伊藤対談「純烈」(3)紅白出場は喜びと悲しみが同時に…

テリー この騒動ですっかりかすんだ感じになっちゃったけれど、昨年は「紅白歌合戦」初出場、おめでとうございます。

小田井 ありがとうございます。考えてみると出た感動の余韻に浸る間がまったくなかったですね(苦笑)。

テリー それこそ、純烈は紅白に出ることを目標にしていたグループだから、感慨もひとしおでしょう。

酒井 「最高」のひと言ですね。もう出場できるだけでもうれしいのに、NHKのスタッフの方たちが、わざわざステージに健康センターのセットを作ってくださったんです。

テリー しかも、そこにちゃんとお客さんたちが座っていてね。ふだんのライブの雰囲気もよくわかる。

酒井 ファンの方と一緒に出ることができたのは、感激でしたね。純烈はファンの方の応援があって出られたグループ、ということを理解してくださって、演出に加えてくれたんです。

テリー 錚々たる出演者たちが集まる場じゃないですか、誰か声とかかけてくれたの?

酒井 放送が終わって0時を迎える時、「みんなでカウントダウンをしましょう」と、石川さゆりさんが北島三郎さんの楽屋に歌手のみなさんを呼び入れていたんですよ。たまたまそのタイミングで僕らもそこを通りかかって、声をかけていただいたんです。

テリー おお、有名人が部屋にすし詰め状態なんだ。さぞかし、すごい光景だったんじゃないの。

酒井 すでに五木ひろしさん、氷川きよしさん、いきものがかりさん、MISIAさん、広瀬すずさんたちがいらして、12時になった瞬間、みんなで「おめでとう!」とお祝いして、写真や動画を撮りまくったりして、大はしゃぎしちゃいました。

白川 あれ、楽しかったよねェ。

酒井 ふと我に返って、「俺、なんでこんなところにいるんだろう?」とも思いましたけどね(笑)。

テリー そんな場にいたら俺だって舞い上がっちゃうだろうな。

酒井 出演者やスタッフのみなさんにとって、やっぱり紅白はスペシャルなお祭りなんですね。

テリー 小田井さんは、奥さんのLiLiCoさんから何か言われたの。

小田井 いやァ、これがまた複雑な話なんですが‥‥まず、うちの奥さんはアイドルに憧れてスウェーデンから日本に来た人なので、彼女にとっても紅白は憧れの場で、すごく喜んでくれたんです。しかも僕ら夫婦に別番組の密着取材が入っていて、大みそかには、僕らが紅白で歌う様子を奥さんと僕の両親が見ているところも撮影されていたんです。ところが、僕と奥さんのスタジオ出演が、よりによって今回の騒動後だったんですよ。

テリー なるほど、それはキツいね。

小田井 その時に初めて、紅白出演時の自宅の様子をVTRで見たんです。本来ならば、すごくうれしいことのはずなのに、とても悲しくなってしまって‥‥。

テリー ああ、それがさっきの「余韻に浸る間がなかった」という言葉につながるわけだ。

小田井 はい。今回は心の底から喜べない状況になってしまったので、そこが本当に残念でしたね。

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