Amazonプライムビデオにて配信されている人気バラエティ番組「今田×東野のカリギュラ」が、一部視聴者の間で物議を醸している。同番組は昨年夏から配信されているが、今になってSNSを中心に炎上しているという。
「番組は、地上波では放送できない企画を放送するというのがコンセプトです。その中で、芸人が嫁にバレずにアンダーウエアを盗んだり、ボディタッチすることができるかといった企画があるのですが、一部女性はこの内容を問題視。SNSでは、あらすじが拡散され『女性を軽視してる!』『人権侵害です。配信停止と謝罪を求めます』『完全にハラスメントですね。日本の番組はなんて低俗なの!』と、放送を見てもいないのに激怒するツイートが殺到しており、クレームをアマゾン本社に送る者もいるようです」(テレビ誌記者)
しかし「カリギュラ」は、番組の冒頭に〈当番組は番組の性質上、ご覧になられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい〉と注意書きがあるだけでなく、本編も相手側に同意を得た上で行っており、バラエティとして悪質な内容ではない。
そのため、番組を楽しんでいるバラエティファンは、今回のクレーマーに呆れているという。
「今回の炎上で、バラエティファンからは『何のために冒頭にあの“注意書き”を書いていると思ってるんだ。それでも見てわざわざ文句言うなら、それただのヤカラだぞ』『なんでも女性軽視に結びつける人ほど、軽視が心の底にあるのでは?』『バカに絡まれないための有料ネット配信でしょ。不快なら見るなよ。アマゾンは一部の声に負けないでほしい』と、クレーマーに対する怒りの声や呆れる視聴者が続出しています」(前出・テレビ誌記者)
アマゾンレビューでも高評価の書き込みが多い「カリギュラ」。それだけに今回の炎上で、もしも配信停止という事態となれば、ユーザーの怒りはさらに高まりそうだ。