お笑いコンビの博多華丸・大吉の博多大吉が、映画のキャンペーンで札幌へ単身乗り込んだ先で思いもよらぬ反応に遭遇。耳まで真っ赤になる経験をしたという。その映画は相方の博多華丸が主演する「めんたいぴりり」。辛子明太子を福岡県民のソウルフードにした生みの親をモデルに描いた、笑いあり涙ありの人情喜劇だ。
「1月23日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、水曜レギュラーの大吉が札幌でのエピソードを明かしたんです。大吉は映画の中では『スケトウダラの妖精』を女装して熱演。華丸ら他の出演者が名古屋など地方キャンペーンで出払っていたため、急きょ単身、北海道に出かけたらしい。ところが、つめかけた北海道民から『映画はおもしろかったけど、一個だけ気になるところがある』との声があがった。それは、北海道では、『スケトウダラ』でなく、『スケソウダラ』と呼んでいて、『スケトウダラ』と映画で発音されるたび、『そこが残念だった』と言われたそうです」(芸能ライター)
大吉の話を聞いていた「たまむすび」パーソナリティーのフリーアナの赤江珠緒は、大爆笑。「耳真っ赤にして帰ってきましたよ」と続けた大吉は、「ピンポイントで怒られた」としょげ返っていた。
「魚が場所によって呼び名が変わるのは、よくある話。スケトウダラも『スケソウダラ』と、呼ばれるほか、新潟県では『スケトウ』『ナツトオダラ』『ヨイダラ』、富山では、『キジダ』『キダラ』『シラミダラ』、島根では『スケドオ』などとも呼ばれているそうです。全国ロードショーですから今後各地で違和感を抱く観客が少なからず出るかも」(スポーツ紙記者)
映画は博多版「三丁目の夕日」と呼ばれるほど好評だとか。意外なツッコミポイントも逆に宣伝になった!?
(塩勢知央)