3月25日に公開された映画「暗殺教室~卒業編~」が話題を呼んでいる。
大ヒットの要因は、タコのような触手を持つ謎の生物「殺せんせー」と生徒たちとの特異ながらも熱い絆。
青春時代を振り返れば、現実の学校以上に大事なものを“あの先生”たちから教わってきた。目をつぶれば浮かんでくる「心の師」たちを一挙プレイバック。歴代の教師ドラマ&学園ドラマの中から、「好きな教師ベスト20」を全国の30代~60代の男性1000人へのアンケートで決定した!
栄えある第1位に選ばれたのは、やはり万人が納得の「3年B組金八先生」(TBS系)の坂本金八(武田鉄矢)。アンケートでは、「子供ながらに、こういう先生のもとで勉強したいなあと思っていた」(神奈川・44歳)、「あの生徒個人を尊重して語りかけるような口調が好き」(山口・52歳)と、生徒にとっての理想の先生像を見いだす意見が多く見られた。人生の大事なことはすべて金八っつぁんが教えてくれたといっても過言でないのかも‥‥。
「地味なようでいて、内容はかなり過激です。性教育やドラッグ問題など時代に即した重いテーマを扱って、社会に問題提起する特徴があります。これは金八以前のドラマにはなかったことです」(ドラマ関係者)
2位で猛追したのは、「ごくせん」(日本テレビ系)のヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)だ。
「『切り捨てていい人間なんていねえ』と落ちこぼれたちを守る姿に感動」(山形・39)、「最終回の『お前たちの卒業には私の首をかける価値がある! 胸を張れ!』のセリフに泣いた」(奈良・42)、「曲がったことが嫌いで、生徒思い、ケンカも強くておまけに美人。これ以上何がいる?」(埼玉・40歳)と、30代、40代前半の票をごっそり獲得。しかし、50代以上にささらなかったのは、仲間に色っぽさが足りなかったから?