2月24日の京セラドーム公演にて乃木坂46を卒業した西野七瀬が、運転免許の取得を目標にあげた。卒業の2日後に出席した発表会でソロタレントとなって初めての仕事に臨んだ西野は、これからやりたいことを問われると「免許が取りたいです。小さい可愛い車に乗りたい」と語っていた。
その西野はこの5月に25歳を迎える。46/48グループでは前田敦子が21歳で取得した例もあるが、これはテレビ番組「AKB自動車部」があってこそのもの。同番組に出演していた大島優子は取得に至らず、グループ卒業後の16年にやっと運転免許を入手している。そんな現役・元アイドルたちが運転免許を取得する場合、どんな方法があるのか。芸能記者が解説する。
「昭和の時代には合宿免許を利用することもありましたが、現代のアイドルは多忙なため、そんな時間は取れません。とはいえ自動車教習所に通う以外の方法は非現実的なため、前田をはじめ多くの芸能人は、東京都心からほど近い、芸能人が通うことで知られているある教習所に通っています。この教習所は、好立地に加え、教習所側でも芸能人対応に慣れているので、人気が人気を呼んでいるようです」
ただ、西野は男女を問わずに高い人気を誇っており、2nd写真集の「風を着替えて」は累計20万部を突破。まだ卒業したばかりで現役時の人気もキープされており、教習所通いが発覚したら大騒ぎになる恐れもありそうだ。もちろん教習所の繁忙期を避けて4月以降に入学するといった配慮はあるだろうが、人気芸能人の教習ではかつてこんな例があったという。
「安室奈美恵は二十歳で運転免許を取得。この時は都内の別の教習所に通っていましたが、噂を聞き付けたファンが殺到して大パニックになったのです。そのため教習所側では苦肉の策として、営業時間外に技能講習を受けさせる特別扱いで対応。これで運転免許は無事に取得できたものの、特定のタレントに特別扱いしたことが道路交通法に違反するとして、その教習所は公安委員会から行政処分を受けることになりました。それゆえ今回の西野も教習所側が面食らうほどのファンが押し寄せるのではと、心配する声もあるようです」(前出・芸能記者)
西野のファンなら彼女が安心して免許を取れるように配慮したいものだ。
(金田麻有)