無名の俳優を全国区の人気者にまで育て上げた「あげまん」の鈴木京香。9年の交際期間でたびたび「結婚間近」と報じられてきたが、結局、入籍することなく独身ライフを貫いてきた。芸能界随一のビッグカップルがゴールインを「決断」できない最大のワケとは何か──。
交際9年目を迎えた鈴木京香(50)と長谷川博己(42)の大型カップルの交際について、「女性自身」(3月26日号)が新展開を報じた。
「オフの日に2人で過ごせるように、京香が京都にセカンドハウスを借りたという内容でした。著名な建築家が設計したデザイナーズ住宅で、家賃は20万~30万円前後の人気物件だと紹介しています」(芸能記者)
都内の京香のマンションで同棲生活が続く中、近所の高級焼き鳥屋でもたびたびツーショットが目撃されていた。芸能評論家の三杉武氏はこう話す。
「常連客に聞いたところ、紹介制のお店で、知った顔ばかりということもあって、2人は部屋着のようなラフな格好で来ていました。京香さんはいつもリラックスした表情を見せていて仲むつまじく、新婚というより長年連れ添った夫婦みたいな感じだったそうです」
京香と長谷川の交際のきっかけは、10年に放送された「セカンドバージン」(NHK)での共演だ。京香演じる出版プロデューサーと長谷川が扮する金融マンの不倫愛を描き、激しいベッドシーンが話題になると、呼応して私生活でも燃え上がるような2人の恋愛がスタートしたのだった。
当時まだ無名だった「8歳年下男」の長谷川は京香との交際を機に知名度が上がると、ドラマ「家政婦のミタ」(11年、日本テレビ系)や「MOZU」(14年、TBS系)、映画では「シン・ゴジラ」(16年、東宝)など人気作品に相次いで出演、存在感のある演技が評判となる。
かくて、現在出演中の朝ドラ「まんぷく」(NHK)では、視聴率20%台超えを連発し、全国区の人気俳優となったのだ。
「2月末にクランクアップしました。撮影中は主役の安藤サクラさんが赤ちゃんを連れてきていて、長谷川さんが抱き上げたりしていたんです。赤ちゃんも懐くようになって、『ぺいちゃん、ぺいちゃん』と長谷川さんのことを役名(立花萬平)で呼んでいました」(現場スタッフ)
すでに来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では明智光秀役で主演も決定し、仕事は順風満帆である。
一方の京香も昨年に芸能生活30周年を迎え、タレントの藤井隆プロデュースで音楽活動に挑戦。2月27日に初のシングル「dress-ing」を発売した。
「波瑠とのコンビで視聴率好調だった18年春のドラマ『未解決の女』(テレビ朝日系)も評判がよく、続編の撮影がすでに始まっています」(芸能記者)
お互い多忙を極める中、これまで何度か結婚のタイミングがあったとみられているが、「延期」を繰り返してきた。最初に結婚が報じられたのは14年の正月、「スポーツ報知」が〈春に結婚へ〉とスッパ抜いたのだが‥‥。
「13年夏頃から実際に結婚の話が出ていたのですが、まだ京香の実家に挨拶に行く前でした。先に報道が出てしまったことに2人は激怒し、完全否定することを話し合って決めたんです。その後の映画の会見でも、京香は質問にダンマリを決め込みました」(芸能記者)
マスコミ報道に反発したことで、結婚予定が流れてしまったのだった。