今後の「薬物芸能人」摘発に注目が集まるばかりだが、すでに捜査員の手が回ったケースもある。
昨年、多くの芸能人と交遊のある有名人の親族がマトリの強制捜査を受けていたのだ。
「自宅まで入られましたが、証拠が出ずシロでした。事前に捜査情報をつかんで違法薬物を処分していたとの情報もある。その後、ド派手だった遊びを自粛し、運営に携わっていたといわれるクラブからも手を引いたといいます。マトリも取り逃してしまったため、3年は泳がせないとボロを出さないだろうとみているようです」(警察関係者)
女性に人気の個性派俳優Yは、エキセントリックな行動でしばしば話題になった。
「かねてより大麻肯定の発言をするなど危うさがあるYでしたが、昨年、マトリが家宅捜索に入りました。その後、海外での活動が精力的になり、一部では『逃亡したんじゃないか』とささやかれています」
こう話す、警察関係者によると、自由奔放な活動が目立つYを筆頭に、昨年ブレイクしたT、多くの美女と噂されたAなど、先のYに憧れるアンダー40の俳優たちにも薬物が蔓延している可能性が高いという。
さらにはタレントとしても活躍するTや人気バラエティー番組にも出演するYら、若手イケメン俳優たちにもドラッグ汚染が広がっているとの指摘がある。
「Yは女遊びが派手なだけでなく、犯罪者と収まった写真まで流出したことがある。本人はすでに現在の立ち位置に未練はなく、仲間や先輩、事務所も手に負えないと見放している。守る人間がいなくなれば、当局も捜査がしやすくなりますし、そろそろヤバイのではないか」(芸能関係者)
俳優たちの乱行は年齢を問わない。バラエティー番組でも活躍し、数多くの作品に出演するベテラン俳優Sについて、芸能プロ関係者はこう話す。
「現場をドタキャンするなど、奇行が目立ちますが、シャブ常用の噂が根強いです。いつも目がギラついていますよね。実は業界にも顔が利く妻がドラッグの回し役だと言われ、16年に高知東生(54)が捕まった際には供給源として疑われたことがあったほどです」
警察関係者によれば、現時点でSの内偵は聞かれないものの、捜査員のリストには確実に名前が入っているという。
一方、あの超有名人が夫婦そろってコカインをキメているというとんでもない情報がもたらされた。なんと情報源は、現役のヤクザ関係者だ。
「ヤクザの間じゃ有名な話だよ。歌も歌って女に支持されてる俳優のHだ。女優の妻は結婚後、あまり表舞台に立っていないけど、一緒にコカインに手を出してるって。同じルート上には、夫婦ともにミュージシャンのT夫妻の名前も挙がってる。パクられたら大騒ぎだろうな」
Hといえば、マスコミにスキャンダル写真を撮らせないよう徹底したガードぶりでも有名だが、どうしても隠したい秘密があるのだろうか‥‥。