これでは先輩の田中みな実に完敗ではないか。TBSを退社してオスカープロモーション所属のタレントとなった宇垣美里に対して、そんな感想が寄せられているようだ。
その宇垣は4月24日の女性誌「anan」の表紙に初登場。公開された表紙画像ではタイトなニットワンピースを身に着け、横向きに片脚をイスに載せたポーズを披露している。狙いは美脚と美ヒップにあるようで、形も露わな美ヒップの描く曲線はなかなかみごとなものだ。
だが、いくら美しいボディラインを披露しても、世間の反応は芳しくないという。芸能記者が声を潜めて言う。
「美ヒップ?そんなのはそこらへんのモデルに任せておけばいいじゃないですか。宇垣の魅力はツンとした美貌はもちろん、なんといってもGカップと噂されるその美バストに違いありません。本人はグラビアでバストを披露するとの一部報道を『バカか!』と一蹴していたそうですが、女性誌の表紙となれば話は別。ここはぜひ、読者の女性たちがうらやむ美バストを披露しておくべきでした。別にトップまで見せる必要はないのですから、美しいフォルムを見せるだけでも大きな意味があったはずです」
今回の表紙で宇垣は、肝心のバストを右腕でほぼすべて隠している。そしてわき腹付近の隙間からはナマ肌がのぞいているのだが、その面積はせいぜい指2本ぶん。こんな中途半端な肌見せなら、むしろ全部隠してくれたほうがまだ良かったかもしれない。
「ともあれ宇垣には、TBSの先輩でもあるフリーアナの田中みな実を見習ってほしかったですね。田中が17年9月発売の『anan』にて、ヒジでバストを隠しただけの上半身マッパを披露した時は、世間を揺るがす衝撃を与えました。これで田中には“美バスト”の枕詞がついただけでなく、それまで彼女にまとわりついてきた“ぶりっ子”の悪評を吹き飛ばす効果もあったのです。それに対して宇垣の美ヒップ表紙はおそらく、世間にほとんどインパクトを与えることなく、発売翌週にはもう話題にもならなくなるはず。彼女にとっては念願の女性誌表紙かもしれませんが、世間に“爪痕”を残さないことには表紙に登場した意味も薄れるというものです」(前出・芸能記者)
どうやらフリー転身後のメディア出演を巡る戦略では、田中の後塵を拝したと評さざるを得ないようだ。
(金田麻有)