昨年10月に始まったテレビ東京の水曜深夜ドラマ枠「ドラマパラビ」。これまでに岸谷五郎主演「天 天和通りの快男児」、遠藤憲一主演「さすらい温泉 遠藤憲一」が放送され、現在は鈴木浩介主演「癒されたい男」が放送中だ。鈴木はこれが初めてのドラマ主演作品なのだが、ちょっと不憫な声が聞こえてきている。それは、深夜ドラマ好きの過半数を占めると言われている女性視聴者が、この作品に拒否反応を示しているらしいのだ。
このドラマは月島冬二による同名漫画が原作で、仕事に疲れた中年男性の艶っぽい妄想を描いた内容だ。
「漫画では楽しく読める内容なのですが、役者という生身の人間が演じることで艶すぎる、生々しすぎるといった声があがっているのだとか。しかもマッパとまではいかないまでも、バストの渓谷やヒップの双丘など、女性のボディをより艶っぽく見えるように撮影しているため、深夜ドラマというより男性向けの艶動画のようだと指摘する声が多いようです。これまでの作品にも艶っぽいシーンは数多くありましたが、あくまでもドラマの中のエッセンスとして存在していました。ところが放送中の『癒されたい男』では、鈴木演じるサラリーマンの秋山寛が、出会った女性に対して艶っぽい妄想をするだけ。つまりドラマがないんです。しかもその女性役を演じているのが天木じゅん、葉加瀬マイ、森咲智美などグラビアを中心に活動しているタレントが多いため、ネット上では《これは無料で見られる艶動画》《鈴木浩介のムダ使い》《女性視聴者を完全無視した内容》《テレ東は深夜ドラマで初めてハズしたんじゃね?》といった声が相次いでいるようです」(女性誌記者)
このまま男性視聴者の熱い支持で突っ走れるか。