元TBSアナウンサーの宇垣美里が4月20日、退社後初となる公の場に登場。初フォトエッセイ「風をたべる」(集英社)の発売記念イベントを都内で開催した。
抜群の人気を誇った女子アナ・宇垣美里の初フォトエッセイ発売記念イベントという話題性で、多くの報道陣が殺到。当初はスチールカメラ、テレビカメラが一緒に囲み取材をする予定だったが、会場に入りきらなかったため、急きょ「二部制」に変更となった。
第一部はスチールカメラとペン(記者)、第二部はテレビクルーといった具合だ。第一部だけで40人を超えるマスコミ関係者が集まり、人気度、注目度の高さを感じさせた。
記者からの質問で宇垣が若干困惑したのは「肩書き」に関することだった。「アナウンサーなのかタレントなのか、どうお呼びしたらよいのでしょう?」との質問には、宇垣自身、退社して間もないため、「自分でもよくわからないんです」と、はにかむのが精一杯。今後はTBS社員の頃にはできなかった“他局詣で”をしてみたいと笑うに留まったが、「無防備なご自分を見せているとのことですが、その写真を教えてください」という記者からの要望に宇垣が選んだのは、眠っているカット。「ガチ寝です」と話す宇垣の開いたページを見ると、実に穏やかな寝顔がページの半分以上を占めるアップで、その雪のような白い肌が目にもまぶしい一枚であった。4月16日で28歳になった宇垣はフリー転身でどんな夢を思い描いているのだろうか。