キングオブコント2017で優勝した実力派お笑いコンビ「かまいたち」の“デカいほう”として知られる濱家隆一が、改名の危機に瀕しているようだ。4月23日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)では“東京で苦しむ芸人”と題して、濱家とダイアン・津田篤宏をフィーチャー。若手芸人たちのあこがれの存在となっていない現状を浮き彫りにした。
番組では険しい顔で反論する濱家に対して共演芸人たちから「怒ってる?」との声が続出。濱家は“悩んでいる顔”だと主張するも、188センチの長身ゆえに圧が強いと指摘されていた。そこで濱家は椅子に深く腰掛け、両手をイスの後ろに回すことで威圧感を抑えたのだが、この姿勢がアダとなったのである。
「その姿勢がまるでイスのように見えたことから、藤本敏史らが『イスの上のイス』とイジったのです。その後、番組では濱家に改名を提案する流れとなり、おぎやはぎの矢作兼が『いすのうえ隆がいい!』と言い出すと、周りも大賛成することに。しかも“隆”は本名の隆一からではなく、大きな体が隆起しているように見えるからという理由なのだとか。しまいにはコンビ名まで“イスXILE”とイジられ、濱家は『かまいたちの濱家やったのに、東京に来たら1文字もなくなった…』と泣き顔を見せていました」(お笑い系のライター)
そんな爆笑モノの改名案で思い出されるのは、今や人気絶頂のお笑いコンビ・千鳥のノブの「あまり知られていない過去」だ。お笑い系のライターが続ける。
「ノブも濱家と同様に、上京直後は人気が上がりませんでした。しかも相方の大悟が俳優としても活動していた頃から知名度格差が大きく、ビーチバレー選手の浅尾美和が名前を思い出せずに『小池さん?』と答えた場面もあったほど。それがきっかけとなり、13年11月放送の『ロンドンハーツ』にて東京での成功を願って“ノブ小池”に改名していたのです。翌年はこの芸名を使い続け、15年から元のノブに戻していますが、いまや人気絶頂のノブがたった5年ほど前には名前さえ知られていなかったことに、驚く人も少なくないことでしょう」
はたして濱家は改名に踏み切るのか。しばらく注目が集まることになりそうだ。
(金田麻有)