4月22日に所属していたボーカルグループ「RAG FAIR」からの脱退を発表していた奥村政佳が、翌日に国会内で会見。立憲民主党から夏の参議院選に比例代表で出馬することを報告したが、早くも不安視する声が出始めている。
「RAG FAIRは2002年にNHK紅白出場を果たして人気が絶頂に達し、2011年には活動休止。以降は、年に数回ライブを行う程度でした。そんな中、『おっくん』の愛称で親しまれた奥村は知名度も高く、ボランティアに積極的に取り組んでいることからメディアへの出演も多いメンバーの一人。11年に保育士の資格を得て実際に勤務経験を持つことから、選挙戦では保育問題への提言を全面に出すと見られています」(芸能記者)
実際、会見でも公約として「保育士不足の解消」などを挙げて意気込みを語っていた奥村。そもそも保育問題への取り組みは他党も掲げていることから、〈なぜ立憲民主党?〉の疑問の声は多く上がっているのだが、それはさておき批判が上がっているのは、そのアピールの方法だ。
「『RAG FAIR』でも担当していたお得意のボイスパフォーマンスですよ。会見でも登場するなり披露しており、選挙戦でも“ボイパ演説”に意欲満々だという。ボイパと選挙、保育問題はまったく関係ありませんからね。アピールすればするほど完全に泡沫候補イメージがつくことから、ネット上でも《それだけはやめておけ!》と忠告する声が溢れているんです」(夕刊紙記者)
とはいえ、大手芸能事務所はやめずの立候補だけに、落選しても何の問題もないわけだが。