タレントの磯野貴理子が、5月19日に放送された自身のレギュラー番組「はやく起きた朝は…」(フジテレビ系)の中で、2度目の離婚をしていたことを告白した。
磯野によると“離婚”を切り出したのは24歳年下の夫からで、その理由は「自分の子どもが欲しい」だったそうだ。磯野は、夫を責めることなく、受け入れたという。突然の告白に、共演者の松居直美は号泣。森尾由美も涙を見せ、同情を寄せた。
視聴者からも「酷い」「いちばん言っちゃいけない理由だよね」「その言い方はかわいそう」など、元夫に対する非難が続出。各局のワイドショーでもこの一件を取り上げ、ハリセンボンの近藤春菜は「女性としてはウソでも言わないでほしかった」、北斗晶は「もうちょっと気の遣った言い方ってなかったのかな?」など、磯野を気遣う発言が相次いだ。
だが、その一方でネット上では「離婚理由がどうであれ、相手は一般の人。円満に離婚をしたなら、相手を貶めるようなことを公共の電波に乗せて言うべきではないと思う」「磯野自身が責めなかったのが事実でも、一般人も含めた何百何千という人に批判させたことに怖さを感じた」などの意見もあった。
離婚問題に詳しいジャーナリストは「あくまでも一般論」と前置きしたうえで「夫婦の離婚理由は、何か1つだけということはほとんどなく、毎日の生活の中で積み重なったいろいろな不満が、離婚に向かう形で発露する場合が多いようです。磯野さんの元夫も子どもが欲しいという、ただそれだけが理由だったのかどうか気になるところです。そして、磯野さんにはどうすることもできないその言葉を選んでしまった。実に悲しい出来事です」
磯野には、ぜひとも新たな幸せをつかんでほしいものだ。