6月6日は「ムカムカ」の語呂合わせから「アンガーマネジメントの日」と制定されているそうだ。怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う、日本アンガーマネジメント協会がこの日を記念して「この人になら怒られたい著名人」のアンケート調査を実施、結果を発表している。
これによると、33%の得票率でぶっちぎりのトップを獲得したのは、マツコ・デラックス。しかもアンケート調査を始めた2015年からの5年連続でのトップで、ついに殿堂入りとなった。
2位以下はNHKのバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」のキャラクターのチコちゃん、元大リーガーのイチロー、松岡修造、天海祐希、タモリ、ウッチャンナンチャンの内村光良、ビートたけし、明石家さんま、笑福亭鶴瓶と続く。
「お笑い芸人が多いのが目立ちますね。持ち上げて落とすのがうまい人たちだからでしょうか。たとえ怒られたとしても、ダメージの少ない怒り方をしてくれる人たちですよね。頭ごなしに怒鳴ったりすることなく、やさしく笑顔を浮かべながらさとしてくれたり、怒っている理由を、納得いくまで説明してくれそうな、いうなれば愛ある叱り方をしてくれそうな面々が選出されました。マツコは番組途中でも構わずスタッフを叱責していますが、『日頃から培ってきた信頼関係があればこそ』な、上手な怒り方をしているのがよくわかります。慈愛あふれる母親のような叱り方が熱望された結果でしょうか」(芸能ライター)
投票理由として、マツコには「正しく素直に怒ってくれそう」「的確に指摘してくれそう」、チコちゃんには「的確なことを言ってくれそう」、「怒られてもキャラクターなので心が傷つくことなく素直に聞き入ることができると思う」、イチローには「冷静に諭してくれそう」、「自分のことを考えて本気で怒ってくれそう」という意見が集まった。
叱り上手なマツコからなら、一度ぐらい怒られてみたい!?
(塩勢知央)