だが、吉岡が百発百中で男を虜にできるようになったのは、実は最近のこと。というのも、テレビドラマでブレイクした彼女は昨年来、積極的に映画にも進出。それを機にオヤジ心を動かすツボを的確に心得たと証言する映画関係者もいるほどだ。
「昔から、彼女はとにかく自信なさげに相談しまくっている。バリバリ売れている最近でも、ある作品の打ち上げの席で隣の席の男性関係者に『私、これから女優としてやっていけるか不安なんです』と目を潤ませて相談していました。相談は彼女の常套手段で、今まで吉岡からこれを食らったスタッフは数知れずいます。効果は抜群で、誇張ではなく百発百中。『俺がなんとかしてやる!』と、下心たっぷりに吉岡サポーターと化してしまうんですよ」
今やすっかり売れっ子の吉岡には、映画作品では大ヒットとなった代表作がないというのが実際のところ。やはり「本編」である映画で、自分の存在をアピールしたいという意向が強いのだという。
「これまでドラマ『カルテット』(TBS系)や『どん兵衛』のCMで注目を集めていますが、実は主要な役で出演した映画ではヒット作に恵まれていないんです。そうした事情から、本格派女優としての飛躍をもくろむ彼女にとって、なんとしても大ヒットに導かねばならない作品が『パラレルワールド・ラブストーリー』なんです。そのためには一肌脱ぐ必要もあるので、周囲も本気になってしまう」(映画関係者)
さらに、酒席ともなれば、「無双状態」になるともっぱらだ。吉岡を知るドラマ関係者が明かす。
「彼女が業界関係者との飲み会の席で見せる酒が入った時の行動が『想像を絶するあざとさ』と話題になっているんですよ。以前、居酒屋に行った際は日本酒を飲んで、けっこう彼女も顔を赤くしていたんですが、酔っ払って悪ふざけをしたくなったのか、ある男性スタッフ相手に彼女が刺身を口に持っていって『アーンして』と何度も食べさせていたんです」
周囲の反応は分かれたというが、吉岡本人は気にすることもなく、グイグイ攻めるばかり。
「そんな彼女の姿に男性陣は大ウケでしたが、あまりのあざとさにドン引きしている女性スタッフも一部いました」
他にも酔った勢いで、
「最近、エッチな店に行く男性の気持ちがわかってきたんですよね」
と唐突に下ネタを口走ることもあったというが‥‥。
「吉岡は酔っ払うと『ネコの鳴きマネをしながらじゃれてくる』とか『さっき柱の陰にオバケがいた』とおびえる様子を見せるとか、『奇行』に見せかけてスリ寄ってくるのも特徴です」(ドラマ関係者)
下積み時代からの「桃色誘惑」は今や完成の域を迎えているのだ。