前田敦子の主演映画「旅のおわり世界のはじまり」が6月14日に公開された。昨年、約1カ月間ウズベキスタンに滞在して撮影した作品だ。帰国後の7月30日に俳優の勝地涼と結婚し、今年3月4日に長男誕生を発表。もっか子育てに全力投球中だ。
そんな前田について、公開記念イベントを取材した映画記者が言う。
「すっかり落ち着いて母親の顔になっていましたね。出産後とは思えないほど、スリムなボディーでした。この映画では、すごくリラックスした顔を見せており、非常に魅力的な前田が見られます。親友の柄本時生が共演していろんな愚痴の聞き役に徹していたせいかも。前田とは3本目のタッグとなる黒沢清監督が演出を担当。全幅の信頼をおく黒沢監督だけに、シャンソンの名曲『愛の讃歌』を熱唱するなど、新しい一面を見せており、好評です」
さかのぼること6年前。前田は歌舞伎俳優の尾上松也と交際、尾上の母親や後援会関係者にも紹介され、結婚秒読みとも囁かれた。だが、2年もたずに破局。歌舞伎界のプリンスとしてモテモテな尾上に愛想を尽かしたともっぱらだった。
だが、破局の真相は意外なところにあったかもしれない。6月13日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)にゲスト出演した尾上の人となりが紹介されたためだ。テレビ誌記者が指摘する。
「尾上についていけなくなったと言われていたが、さもありなんというところ。確かに尾上の長トイレにはついていけないよね。尾上は便秘症で、トイレに1時間こもるのはざら。潔癖症で大腸菌を毛嫌いするあまり、公衆トイレには座れない。便座を除菌、野球ボール大に丸めたトイレットペーパーを敷いて座る。自宅でも1回のトイレで1ロールを使いきるんだそうです。超甘党でスイーツに目がなく、飲み会も大好き。夜7時から朝7時まで飲み歩いた後、高級ホテルの朝食バイキングでしめる。これが毎回と言うから、心も体も財布もついていけなかったんじゃないですか」
尾上との破局は、尾上の潔癖症ぶりや、金銭感覚のズレが遠因といえるかもしれない。
(塩勢知央)