明石家さんまが明かした俳優・佐藤浩市の発言が、物議を醸している。
7月6日に放送されたラジオ番組「MBSヤングタウン」(MBSラジオ)に出演したさんまは、自身の誕生日に佐藤から祝いの連絡がLINEで届いたことを報告した。そのメッセージは動画だったそうだが、酔っぱらった佐藤はそこで、祝いとともに「すみません。ボクは吉本さんにお礼を言わなくてはいけない。いろいろネットで炎上していたのを、吉本さんの“闇営業”の炎上でボク、助かりました。さんまさんから吉本の社長によろしくお伝えください」などと感謝していたのだという。
「カラオケで撮られた動画とのことで、佐藤は誕生日ソングを披露するなど相当ご機嫌だったようです。さんまも『ホッとしたんやな。いろいろあるわな~』としていましたが、ネット上ではその佐藤の発言が相当な反感を買っているんです」(夕刊紙記者)
佐藤は、さんまに伝えていたように、5月から公開された出演映画「空母いぶき」で務めた首相役について雑誌のインタビューで語った内容が“安倍首相をヤユしているのではないか”として騒動を巻き起こしている。
「その発言の是非は別として、著名人などからも批判が殺到する中、大先輩である黒沢年雄にブログで《まだ彼が若い部分があるという事で許してやって下さい》とフォローまでしてもらいながら、佐藤は映画の舞台挨拶にも出席せずダンマリを決め込んだ。そうした対応に“言いっぱなしで無責任”と見る向きも少なくなかった。それなのに、今回の“自分への騒ぎが闇営業の報道で薄れて助かった”とする態度が、ますます印象を悪くさせたのでしょう」(前出・夕刊紙記者)
ひょっとすると、さんまのラジオでの暴露は、後輩芸人を思うところから来る佐藤への「反発」と「戒め」なのかもしれない。