11月17日放送の第5話の平均視聴率が、12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した、木村拓哉主演の連続ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)。
同ドラマは10月に初回12.4%で幸先のいいスタートを切った。翌週、13.2%に上向いたが、3話目で11.8%にダウン。4話目で13.3%に再び上がったものの、またも12.6%と微減に転じた。天下の人気者、キムタクを主演に据えながら、及第点と言われる連ドラ視聴率15%の壁を突破できない、何とも悩ましい事態が続いている。
「TBSドラマの中で一番の老舗である日曜劇場枠。とびきりの手間暇と破格の金をかけている。木村演じる天才シェフを描くにあたり、フレンチの本場フランスでロケを敢行、三ツ星レストランを借りきる前代未聞の撮影もやってのけた。そのため1話あたりの制作費は大河ドラマ並みの約1億円とも。この先、右肩上がりなし、盛り上がりのないまま終了したら、木村のキャリアに泥を塗ることになりますよ」(テレビ雑誌記者)
一方、11月9日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)で、その木村のマブダチである明石家さんまが、木村の誕生日(11月13日)プレゼントに困りはて、「現金でエエか?」と尋ねたところ、「それはやめてくれ」と拒否られたとぼやいていた。
「さんまの言い分は、金にシビアな関西人らしい考え。金と名誉は思いのままの木村だし、47回も誕生日を迎えていれば、大抵のものはプレゼントされ尽くされている。17年の長きにわたっって贈り贈られの関係を続けてきたとのことですが、『ものすごいプレゼント贈りにくいタイプ』と木村を評していましたね。お正月特番で恒例の『さんタク』(フジテレビ系)の収録では、嫌でも顔を会わせる日々が続く。もらいっぱなしができない律義な性格のさんまだけに、相当頭を悩ませているようでした」(芸能ライター)
とはいえ、現金だった場合はいったいいくら包むつもりだったのかも聞いてみたかった。
(塩勢知央)