さて、そんな宇垣に、TBS時代の先輩・田中みな実(32)が強烈な対抗心を燃やしていた。もともと田中は、キャラのかぶる宇垣の独立を知った直後から周囲に「私の仕事が奪われてしまう」と危機感を示していたが、最近では、わざわざ宇垣の名前を出すことで仕事を獲得しようと躍起になっているようなのだ。
「このところ、田中が番組スタッフらに繰り返し口にしている発言が『宇垣がNGを出した企画があったら、私に回してください』というライバル心剥き出しのもの。冗談めかしつつも『宇垣ではできないスケベ露出も進んでやる』との切実な願望を伝えていますね」(テレビ関係者)
そのかいあって実現したのが、7月7日にTBS系「サンデー・ジャポン」で放送された「密着レポート」だった。
「彼女がゲスト出演して『美のカリスマ 田中みな実の1日』と題したVTRが流されたのですが、これが日曜朝の番組ではありえないほどエロすぎる内容に仕上がっていたんですよ」(テレビ関係者)
最初に紹介されたのが、朝7時にジムを訪れ、スポーツブラとピチピチのスパッツで汗を流す彼女のトレーニング風景。ブラ姿で胸元を露出し続けているだけでなく、腰かけながらバーベルを持ち上げるカットでは恥骨の形までクッキリと浮き上がっていた。
極め付きは、女性ファッション誌の水着撮影に臨む現場のレポート。田中は胸の谷間が丸出しになるセクシー水着で挑発的なポーズを取り続けたのだ。まるで「宇垣にこれはできまい」と勝ち誇らんばかり。まさに「体を張った営業」の成果なのだろう。
この春からフリーとして活躍する元テレビ朝日の宇賀なつみ(33)も体を張った営業に励んでいる。
彼女が「小料理屋の女将」という設定で割烹着に身を包む冠番組「川柳居酒屋なつみ」が退社直後の4月に古巣でスタートしたが、同番組開始の背景に、ある噂が飛び交っている。テレビ朝日関係者が明かすには、
「局内でも彼女の割烹着姿は大好評なんですが、きわめて異例の退社即冠番組が実現した裏には、彼女による『テレ朝幹部への肉弾アピール』があったと言われています。昨年、まだテレ朝に在籍していた宇賀が『幹部の一人と退社の相談を兼ねて食事をした際、いきなり和装でレストランに登場したことがあるそうなんです」
結果、その幹部は宇賀の着物姿にメロメロにさせられてしまったというのだ。
「退社についても嫌な顔ひとつされなかっただけでなく『和装で番組やってみるか!』と、異例の冠番組獲得を即決させたともっぱらです。こうした経緯から、局内で彼女は『オヤジ殺しの天才』とささやかれている。彼女ほど局と良好な関係のまま独立できたアナウンサーは他局を含めてもいないと思いますよ」(テレ朝関係者)
「誘惑」で勝ち取った「川柳居酒屋なつみ」は視聴率でも大健闘。今や「ゴールデンタイムで特番をやってみてはどうか」との声まで出ているというから驚きである。