7月11日に放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)を巡り、視聴者の間から“別撮り疑惑”が浮上しているようだ。
同番組ではMCの雨上がり決死隊・宮迫博之が闇営業問題で活動自粛したことを受け、収録済みの回では宮迫の声と姿を消し去る編集を施している。この日の放送で“宮迫消し”も3週目となり、視聴者も不自然な編集に慣れてきたが、それでもなお、違和感を抱かざるを得ない場面が続出したというのだ。
「今回はフットボールアワーの後藤輝基がゲスト出演。単独司会を務める蛍原徹とともに、ひな壇芸人たちのトークに反応する役目を担っていました。ところがその反応ぶりがあまりにもみごとで、まるで最初から後藤がMC役を担当しているかのように見えたのです。そのため視聴者からは、後藤がしゃべる場面はアテレコで、あとから“別撮り”したのでは?との疑念が出ています」(テレビ誌ライター)
アテレコの真偽はともかく、この「宮迫消し」が不自然に見えてしまうのはしょうがないところ。本来なら宮迫がひな壇芸人たちの話を受け止める役目なので、番組のリズム感が崩れているのは明らかだ。そのイレギュラーな内容に、乃木坂46・高山一実のファンが不安を感じているという。ただ、前週の放送にゲスト出演した高山は、宮迫消しのおかげで画面に映し出される場面が多かったと評判なのだが…。
「放送内容には満足している高山ファンですが、彼らが最も気にしているのは、その高山出演回が“お蔵入り”になる恐れです。この『アメトーーク!』では放送内容をDVD化するのが通例ですが、“宮迫消し”の回についてはDVDへの収録が見送られる可能性が否定できません。毎週の放送では苦肉の策でなんとか対応したものの、テレ朝としては、そんな急にとりつくろった弥縫(びほう)策で乗り切ったような放送回をパッケージ化して永久保存するわけにはいきませんからね。その影響を高山がモロに被ってしまうというわけです」(前出・テレビ誌ライター)
番組では乃木坂46随一のお笑い担当という実力を発揮した高山だが、まさか番組DVDに爪痕を残すことができないとは…。宮迫のせいでとんだ災難に見舞われてしまいそうだ。
(金田麻有)