7月20日の宮迫博之、田村亮による「号泣会見」、同22日の吉本興業・岡本昭彦社長による「グダグダ会見」を経た現在も、吉本興業を巡る騒動が収束の兆しを見せていない。
26日に発売された写真誌「FRIDAY」は「半グレ金塊強奪犯 野口和樹被告 獄中直撃インタビュー」と題した記事を掲載。宮迫が会見で語った「トイレから出たところを知らない男性に囲まれて記念撮影に応じただけ」との主張に対し、野口被告は「写真だけでなく、一緒に乾杯してシャンパンを飲んだ記憶がありますよ」と「FRIDAY」記者に証言したのだ。
宮迫の証言と食い違う報道を受け、吉本興業は〈会見の場で発表させて頂いたマネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況です〉と「契約解除の撤回」の“再撤回”の可能性を示唆したのだ。
こうした現状について「涙の会見で一度は形勢逆転したものの、ふたたび宮迫が追い詰められているとの見方が強まっています」と語るのは女性誌記者。続けてこう話す。
「この問題については、ビートたけしが27日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で『宮迫と会社が訴えて写真誌が本当かどうか争った方がいい』と指摘したことに尽きます。宮迫が裁判に乗り気でない現状を見るに『なにかやましい点があるのでは』と思わざるを得ないんですよ」
さらに「28日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では『ひろゆき』こと西村博之氏も『真実が知りたい時に、“オレ、真実知りたくない”と言ってる人はだいたいウソつき』と宮迫をバッサリ切り捨てている。今後、宮迫の態度を疑問視する見方は世間でも拡大していくのではないでしょうか」と同記者は語るのだ。
その後、7月29日付けの日刊スポーツの直撃取材に宮迫は法的措置の“検討”を始めたことを明かしたものの、その一問一答を読む限り、“FRIDAYに対して検討する”とは明言していない。いまだ訴訟を決断していない宮迫。真相解明が待たれている。
(牧マコト)