7月25日、旧芸名「ほっしゃん。」でタレントの星田英利が、闇営業騒動で揺れる吉本興業に触れた発言をツイッターに投稿したが、ネット上では〈若手には参考にならない〉といった批判的な意見があがっている。
星田は〈29歳で上京して3年間で吉本からの仕事、たった4日よ、3年間で〉として過去の苦節ぶりを明かし、〈肉体労働とかバイト4つくらいかけ持ちして〉〈来ると信じてたワンチャンスのために爪を研いでた。だから頑張れ若手〉と、吉本の内情に触れるとともにゴタゴタで不安に駆られる若手へ激励メッセージを送った。
1990年にNSC(吉本総合芸能学院)に入った星田は、翌年に宮川大輔と「チュパチャップス」を結成。すでに2年先輩の宮迫博之がリーダーを張っていた若手グループ「吉本印天然素材」に参加して人気を得たが、99年に「チュパチャップス」を解散後、芸名を「ほっしゃん。」にしてピン芸人として活動開始後は低迷。2005年に「R-1ぐらんぷり」で優勝を果たす一方で、主に俳優として活躍の場を広げてきた。そうした中、星田の名前で思い出されるのは、何と言っても11年のNHKの朝ドラ「カーネーション」で共演した女優の尾野真千子との不貞疑惑だろう。
「翌年に深夜の相合傘デートや熱海旅行が報じられ、その直後に、すでに別居状態にあった星田が離婚していることから、その原因が尾野との関係にあったとも言われました。その後、激痩せぶりが話題となるも、15年には元妻と復縁したことを発表。しかしその翌年、今度はインスタで芸能界引退を示唆して騒動となるも即撤回し、《かまってちゃんかよ》と猛バッシングを浴びたこともあり、メンタルが弱いイメージの上に人騒がせな面もある。そのため、今回の発言によりネットでは、過去の騒動が蒸し返されると同時に《吉本じゃなかったら潰れてた芸人》とヤユする声まで飛び交っているんです」(夕刊紙記者)
今回の騒動の中心人物の一人である大御所芸人は「(若手芸人はタイミング的に)今は黙っていたほうが…」なんて発言もテレビ番組でしていたが、確かに、過去に“アラ”のある芸人は、少し静かにしておいたほうが得策な時期なのかも!?