テリー 実際に結婚してみて、どうだったの。
大西 現実に年齢差はあるんですが、一緒に暮らす中では、あまりそれを感じることはありませんね。それはたぶん彼も同じだと思います。私も無理に歩み寄ろうと努力せず、自然体のままで接していますし。周りにはさんざん言われましたけどね、「そんな若い旦那さんで大丈夫?」「一生懸命尽くさないと、(彼が)どこかへ行っちゃうよ」って。でも行っちゃったら、それはそれでしかたないなって思いますし。
テリー ふうん、肝が据わってるね。
大西 そういうことが起こったら、その時に考えることにします。今までの恋愛だと、浮気をされたら即別れる、という形で終わらせてきたんですが、今の夫でそんな状況になったら、どうなんでしょうね‥‥ちょっとまだ自分で想像できないというか。
テリー 確かに、結婚後だと、そういうことは簡単にはいかないよね。
大西 ただ、結婚という契約においては(浮気は)バレないのがルールですから、「こちらから変な詮索はしないけど、もし浮気するならバレないようにやってね」って言ってます。
テリー 浮気されたっていうのは、アイドル時代の話なの。
大西 いえ、当時は事務所が厳しかったし、忙しくて全然時間もなかったので。もっとも私、電話番号をもらったとか口説かれたみたいな経験、一度もないんですけど。
テリー それはウソだね。
大西 本当ですよ。だから周りのみんなもそうだと思っていたのに、今になってバラエティー番組で「あの頃○○に口説かれた」「△△から電話番号もらった」だの話しているのを見て、「私だけなかったんかい!」って(笑)。
テリー アハハハ。じゃあ、浮気されたのはもっと大人になってからか。ところでどうして浮気しているのがバレちゃうの。
大西 女性と過ごしていたということがわかる状況証拠がいくつかあったりするんですよ。ふだんしない洗濯をしていたり、まっすぐ帰ってばかりの人が帰宅が遅くなったり。休みの日も誰かとしょっちゅうメールしていたり、明らかにわかるウソをつかれたり。
テリー 松本清張的に言うと、いくつかの点が線になっていくわけだな。
大西 決定打はお相手さんからのメールでした。気になるくらい、あまりに携帯で頻繁にやり取りをしているものだから、「何?」って思ってのぞいたら「今電話しても平気?」って書いてあって(笑)。えーっ!? って思いましたよ。
テリー ここで浮気の線がつながった、と。
大西 はい。最初はごまかしていましたけど、一日中問い詰めたら最後には認めました。
テリー さすがはスケバン刑事(笑)、追い込みがすごいな。しかし、なんで浮気されちゃうの? こうやって話していても、かわいいし、人柄もいいのにさ。
大西 自分ではわからないですね。つきあっていて、おもしろくない女なんじゃないですかね。
テリー そんなことないでしょう。しかし、それならますます今の旦那さんを大切にしなきゃな。今は週に何回セックスしているの。
大西 いえいえ、そこはもうご想像にお任せします。
テリー じゃあ記事にしないからさ、こっそり俺だけに教えなよ。
大西 ウソですよ、絶対タイトルに使われちゃうから教えません(笑)。