今春フリーになり、番組にゲストで呼ばれる立場となったばかりの宇垣美里(28)だが、すでに「宿敵」ができた。なんと大物、ダウンタウンと坂上忍(52)である。
発端となったのは7月12日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」の企画「本音でハシゴ酒」だ。テレビスタッフが明かす。
「大御所相手のぶっちゃけトークの気負いと酔いが相まってか、この日の彼女のテンションは明らかに異常でした。結果、芸能活動に禍根を残すNGトークを連発してしまったんです」
同番組で宇垣は、TBS時代に報じられた〈プロデューサーから番組降板を告げられた際、手元のコーヒーをぶちまけた〉という噂について語った。
おおむね事実として認めたものの、局内のトラブルが外部に漏れたことについては「民度が知れるわ」と古巣を痛烈に批判したのだ。
「さすがに『民度発言』はマズイと思ったのか、収録後に宇垣は『カットしてください』と番組スタッフに懇願していたんです。ところが、そのまま放送されてしまい、〈世話になった古巣に言う言葉か〉とネットで炎上。逆恨みして『一生あの番組には出ない』とブチ切れていたそうです」(前出・テレビスタッフ)
同番組をきっかけに、宇垣と坂上も犬猿の仲に。
両者の間で火花が散ったのは、宇垣がかつて共演していた極楽とんぼの加藤浩次から「台本ばかり見るな」と言われ「イラッとして台本を投げ捨てた」と明かしたことだった。この告白に坂上は憤激した。
「僕らの常識から言ったら、役者が台本をぞんざいに扱ったら怒られる。逆にキレます」「加藤くんが爆笑してたからといって、あなたがやったことが認められるわけじゃない」と激しい口調で宇垣にマジ説教を始めたのだ。
「この一件で宇垣と坂上の双方が『あの人、大嫌い』と公言するようになりました。あまりにヒートアップしたため『なんとか再戦させられないか』ともくろむスタッフもいるほど。もっとも、宇垣は坂上のせいでバラエティー恐怖症にかかってしまい、事務所に『バラエティーNG』を伝えたとまで言われているんです」
そんな宇垣の本性を、TBS関係者が指摘する。
「彼女はプライドが高いうえにモデル事務所のオスカープロモーションを移籍先に選んだように『常にチヤホヤしてほしいタイプ』。今後の女優志望の思いを日増しに強くしていると聞きます。上から目線でイジってくるパワハラ芸の坂上や、体育会系ノリのダウンタウンとの相性が最悪なのは当然の話です」
前出のテレビスタッフが意外な事実を披露する。
「ダウンタウンの浜田雅功(56)は宇垣について『あの子はオモロイ』『俺の番組で使う』と周囲に漏らしていて、意外にもお気に入り。それでも嫌われていては元も子もないですがね」
我が道を行く宇垣なのであった。