3月末にTBSを退社し、タレントの仲間入りを果たした宇垣美里が各局美女アナたちを刺激している。私も早く勝負してみたい! そこかしこで「フリー転身願望」がかつてなく高まっているのだ。
まだ退社から1カ月余りの宇垣美里(28)だが、ファッション誌「an・an」の表紙を飾ったほか、企業のオープニングセレモニーにも登壇している。
自身のフォトエッセイ発売イベントには100人近い報道陣が殺到するなど、早くも「大物タレント扱い」を受けているのだ。
宇垣の現状について広告代理店社員が明かす。
「4月はテレビ出演をセーブしていましたが、企業イベントの出演ギャラが高額なため、月収300万円オーバーとみられている。あまりに楽に稼げて、局アナ時代がバカバカしく思えたはずです」
そんな宇垣に続けとばかり、彼女の古巣であるTBS内は色めきたっていた。
「特に若手女子アナ陣は宇垣に対するうらやましさを隠そうとしませんね。宇垣の話題になるたび、入社2年目でまだ月給30万円に満たない宇賀神メグアナ(23)は『もっとお給料が欲しい』と直球でボヤいている。さらには『私も宇垣さんのようになりたい』と“早期退職”を示唆しているほど。局としては由々しき風潮ですよ」(TBS関係者)
さて、日本テレビで「退社待ったなし」と目されているのが水卜麻美アナ(32)だ。実際、彼女の周囲では独立の話題で持ち切りとなり、最近、局内では「令和元年」が水卜アナの日テレラストイヤーになるとして“水卜ロス”の声が広がっているというのである。日本テレビ関係者が言う。
「その背景には、かつて彼女と上層部が交わした“密約”があるんです。彼女は3年前、自身のフリー転身を局に相談した際『2020年になるまでは日テレに残って頑張ってくれ』と上層部から期限を伝えられたそうで、今年限りの退社が既定路線。あとは12月末になるか年度末かという調整だけとみられています」
退社のカウントダウンが始まった水卜アナに対し、周囲も何かとザワザワし始めたようだ。
「いよいよ局との約束の時期が近づいてきたため、彼女に対してスタッフから『あと半年ちょっと一緒に頑張ろう』といったジョークが飛ぶようになったんです。それに対し、当の水卜アナも『残りの局アナ人生、精一杯頑張ります!』と笑いながら返している。彼女の周りでは『待ちに待った独立だけに、とにもかくにもうれしいに違いない』とささやかれていますね」(日テレ関係者)
現実問題として、「好きな女子アナランキング」(オリコン調べ)で殿堂入りを果たしている水卜アナがフリー転身に至れば、宇垣よりもボロ儲けするのは確実とされている。
「熱心なファンの大半が男性である宇垣と異なり、水卜アナのファン層は性別年齢を問わない日本国民全体です。CMギャラも芸能界トップクラスに高騰するはず。今、広告代理店業界ではフリー転身後の水卜アナについて、誇張ではなく『黒柳徹子を継ぐ存在になる』との見立てまで出ています。いずれにしても、彼女が『令和時代を代表する女性タレント』になりうることは確実ですよ」(広告代理店社員)