もはやすべてをさらけ出したも同然──そう囁かれているのは、演歌のプリンス・氷川きよし、その人だ。
「かねてより、その“女子力”の高さは評判でしたが、最近はその美しさにさらに磨きがかかっていますよ。最近の彼のパフォーマンスを見ていると、もはや隠す気もなさそうですね」(ワイドショー関係者)
“進化”は、今年の春からだろう。
「アニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の主題歌『限界突破×サバイバー』を、ヴィジュアル系バンドのようなド派手なメイクで熱唱する動画が話題となり、これが前向きに世間に受け入れられたことで、彼の中で何かがハジけたようです」(女性誌記者)
世間を「えっ!」と驚かせたのは、8月にヤクルト対阪神戦の始球式。
「マウンドに登場した氷川のスタイルは、上半身はヤクルトのユニホーム、下半身はレディースライクなショーパン。ムダ毛処理が完璧にほどこされたツルツルのおみ足を見せつけ、その投球は思いっきりの“女の子投げ”でしたよ」(夕刊紙記者)
その後のテレビ番組では、自分のことを「あたし」と呼ぶほか、そのしぐさも言葉もどんどん柔らかくなってきている。
「7月に行われた20周年記念ライブのアンコールでは、なんとウェディングドレスを思わせる衣装に身を包み、ゴンドラに乗って登場してファンを驚かせましたね」(前出・女性誌記者)
そして最近のインタビューでは、“自分らしく、美しく”、“本当の自分はもうちょっと艶っぽい系”という意味の匂わせ発言を連発しているのだ。
「しかし氷川の場合、たとえどんな一面を見せたとしても、歌声に魅せられ、その人柄を愛する人々の評価が今さら変わることはないし、むしろ生き生きと活躍することを喜ぶファンの方が圧倒的なのでは」(芸能記者)
現在の芸能界・スポーツ界には、この氷川と同じように、何かと「女子力の強さ」を指摘される者がチラホラ。
「氷川クラスの芸能人がぶっちゃけたのであれば、“私も私も”と、雪崩式に続いていく可能性もあるのでは」(前出・女性誌記者)
そんな気になる彼らの“現在地”を本サイトで集中して見ていきたい。
(露口正義)