司会を務める帯番組「バイキング」(フジテレビ系)で、今や昼の顔として定着した坂上忍(52)。同時間帯で視聴率1位を取ることも珍しくなくなったが、坂上の「暴言のターゲット」にされたタレントの降板も目立っている。
昨年9月に同番組を卒業した小籔千豊(46)はたびたび衝突し、「また、振る相手を間違えたかなオレ」とイヤミを言われることも。
「卒業後に出演した別番組で、『反対意見を少しでも言うとMCにすごいイヤな顔をされる』などと実名は伏せましたが、『バイキング』だとわかる内容で暴露していました」(芸能記者)
小籔と同じく、当時は吉本興業に所属していた宮迫博之(49)も、昨年3月に降板。今年3月にはサンドウィッチマンとYOU(55)ら5人が卒業した。
「サンドウィッチマンもさいたま市議会における『ブルジョワ障がい者』発言を巡って、坂上にニラまれています。サンドの伊達みきお(45)が『誰がこれを聞いて怒ってんのかな。全然差別的な用語ではないような気がする』と発言したとたん、坂上が顔をしかめ、『不適切なワードだとボクは思いますけれど』と言い、不穏な雰囲気に。続けて、『収録じゃないので編集のしようがないのでアレですけど…』と、まるでカットされるべき発言だとニオわせたんです」(前出・芸能記者)
暴君のごとくふるまう坂上の態度について、フジテレビ関係者もこう話す。
「出演者が台本どおりにしゃべらないと不機嫌になるんです。そうした悪評が伝わり、旬のタレントにオファーしても断られるケースが続出。今ではベテランタレントばかりに…」
坂上アレルギーを発症したのは「バイキング」の出演者だけではない。
「自分よりも格下と見るや、年上でも容赦ない。かつて暴露がウリのトークバラエティーで『ケンちゃん』こと俳優の宮脇健(58)に『全然おもしろくない!』『笑えないから』と言い放ち、スタジオは険悪なムードに。結果的に宮脇のトークは編集で全カットされました」(前出・芸能記者)
昨年10月に司会を務めた「FNS番組対抗 オールスター秋の祭典 目利き王決定戦」(フジ系)では、俳優の織田裕二(51)と共演し、オカンムリにさせている。
「生放送中に『オダ!』と呼び捨てにしたり、打ち合わせではドラマの番宣以外の話題には触れないという約束だったのに、本番では『織田イジリ』を繰り返したんです。放送後、怒った織田サイドが共演NGにしたと、一部週刊誌で書かれました」(前出・芸能記者)
報道を知った坂上は「バイキング」で不仲説を否定したが、このまま番組の舵取りを任せていいものか。