11月6日、東京・杉並区で法律違反の薬物を所持していたとして、宮城県警に現行犯で逮捕された、元タレントの田代まさし容疑者。8月23日に宮城県塩釜市の宿泊施設、11月6日に杉並区の自宅マンション敷地内でそれぞれ薬物を所持した疑いがあり、前者については否定、後者についてはあいまいな供述をしているという。
田代容疑者の薬物での逮捕は5度目。2014年に出所した後は、薬物依存症リハビリ施設「ダルク」で団体職員として勤務するほか、最近はユーチューバーとしても活動していた。
「同じ日には、スノボ元五輪代表の国母和宏容疑者が、米国から法律違反の薬物を密輸した疑いで逮捕。空輸した量が約57グラムとかなり多く、使用回数にすると100回以上になるとか。そのため営利目的の“売人”だったのではないかとみられています。田代容疑者は8月から内定捜査が行われ、国母容疑者のほうは東京・千代田区の厚労省に出頭して逮捕されたわけですが、なぜ同じ日に著名人2人が薬物絡みで逮捕されたのか、はたして偶然だったのかは気になるところです」(夕刊紙記者)
しかも11日までには、人気金融トレーダーで「KAZMAX」として活動していた男も薬物絡みの疑いで逮捕されるなど、著名人が捕まる事件が相次いでいる。
「背景にあると言われているのが、東京五輪と言われています。よく、日本での国際行事の前には夜の街の取り締まりが厳しくなるとされますが、今回もその見せしめ的な著名人の逮捕と思われます。現在、警視庁、厚労省ともに薬物の根絶を目指すと息巻いているといいますから、今後もしばらく、ビッグネームの薬物逮捕が続く可能性はあります」(夕刊紙記者)
戦々恐々としている芸能人もいるかもしれない。
(鈴木十朗)