バラエティ番組の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)でスタートしたアイドル育成企画の「MONSTER IDOL」が、11月13日の放送で2回目を迎える。前週の初回放送では16人の候補者からクロちゃんが独断と偏見で8人の初期メンバーを選出。そして2回目ではいきなり沖縄合宿に臨み、番組側の注力ぶりは半端ないようだ。
そのMONSTER IDOLに参加しているメンバーには、過去にアイドル活動をしていたり、坂道合同オーディションを受けていたといった前歴が判明するケースも。中でも気になる情報についてアイドル誌のライターがささやく。
「クロちゃんが『一番気になる』と注目していたナオは番組公式サイトにて、北海道のローカルアイドルグループで活動していた実績が紹介されています。そして番組で北海道訛りを披露していたカエデも、実は同じグループに所属していたのです。しかし番組では二人が以前からの知り合いであることを示す場面は一切なく、カエデのプロフィールでもアイドル活動については触れられていません。そのグループはエイベックス系で、今回のアイドル企画に全面協力している芸能事務所のWACKはエイベックスと共同プロジェクトを実施している間柄。もしかしたら今後、ナオとカエデの関係が軸になる展開があるかもしれません」
そういった“考察”は水ダウファンのみならず、アイドル好きにとってもMONSTER IDOLをより楽しむためのスパイスとなりそうだ。だが、ネットでは、今回のアイドル企画に水を差すデマ情報が出回っているというのである。
「初回放送ではラストシーンに女性の泣き叫ぶ声が入っており、2回目以降にメンバーが脱落していく可能性も高い。そしてネットでは、すでに脱落メンバーがバレているとの情報が出回っているのです。その根拠は番組公式サイトの“ソースコード”に『合宿初日脱落』といった文字列が隠されていたというもの。現在はソースコードを見てもそういった表記は見られませんが、ネット上では《水ダウ側が指摘に気づいて慌てて消した》との噂も広がっています」(前出・アイドル誌ライター)
その情報によると、現在のメンバーから3人が脱落していくという。だが結論から言うと、この情報は明らかなデマだというのだ。それはデマ情報内に示された“ソースコード”を見れば明らかだという。
「このデマ情報は本物のソースコードに改変を加えたものであることは明らか。なぜならこのソースコードにはメンバーの顔写真を表示するためのタグがなく、番組公式サイトとして機能しないからです。おそらくはソースコードという存在は知っていても、その記述内容までは理解できていないネット民が、偽物のソースコードを捏造してデッチあげたのではないでしょうか」(IT系ライター)
アイドル業界に限らず、どんな分野にもデマをでっちあげては荒らし行為を行う不届き者はいるもの。MONSTER IDOLを楽しみにしている水ダウファンは、そういったガセ情報に心を動かされないようにしたいものだ。
(金田麻有)