11月9日放送の生田斗真主演ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)の第5回平均視聴率が8.0%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)だったことが判明した。
同ドラマは初回8.4%でスタート、9.0%、8.9%、8.4%と8~9%台で推移してきた。
「生田斗真の4年ぶり主演ドラマとしては、かなり寂しい数字ですね。7月期の同枠は唐沢寿明主演の刑事ドラマ『ボイス 110緊急指令室』でしたが、初回平均視聴率12.6%でスタート、最終回12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。全10回の平均視聴率10.9%と2ケタをマークしました。人気韓国ドラマ『Voice』が原作のリメイクドラマだったことで、韓国ドラマファンをも引き付けたことが勝因です。生田のドラマは脚本家の金子茂樹氏の完全オリジナル。途中から見ても話がわかり、テンポよく楽しめる30分2本立てになっており、この新しい試みが当たれば、2匹目の柳の下のドジョウとして、第2、第3のドラマが出現することになるはずでした。それが、ひとケタ台で終了となれば、その話もなくなりそうです。まあ、今クールのドラマには、平均視聴率3%に下落した恋愛ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)もあり、ワーストの爆死という事態だけは避けられそうですが」(テレビ誌記者)
同ドラマは生田演じるニートの男と彼を見守る家族の交流を描いたホームドラマ。現実逃避のための言い訳とヘリクツをこねくり回すことにかけては右に出る者なしの生田のしゃべくりが見どころ。
姉役の小池栄子らを相手に丁々発止とやりあうのが見せ場。毎回膨大なセリフを覚えるのに必死で、共演者に積極的に声をかけ、熱心に読み合わせ練習をするなど涙ぐましい努力を続けているという。
「11月9日放送のラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)に生田がゲスト出演して明かしたところによれば、実の弟でフジテレビアナウンサーの生田竜聖相手にセリフの読み合わせをしているそうですよ。まず自宅で台本を一から最後まで読んだ後、自分のセリフを繰り返し声に出して読む。そして、弟に台本を渡し、相手役のセリフを全部言ってもらって、反復練習して覚えていくそうなんです。橋田寿賀子氏の脚本並みに膨大なセリフで、四苦八苦しているそうです。竜聖アナは、セリフ回しこそうまくはないが、現役アナだけに滑舌抜群とあって弟に感謝しきりだそうです」(ネットライター)
11月16日放送の第5回は、同回に登場する倉科カナのヒモになるという展開が用意されているそうで、ダイナマイトボディー・倉科の大胆シーンも飛び出しそうな気配。右肩上がりで終了すれば竜聖アナの頑張りも報われるが。
(塩勢知央)